「ビキニ事件」から見た「福島原発被災」 

事務局の村上です。

高木基金助成先である山下正寿さんが、福島原発事故を受けて執筆された
レポート「『ビキニ事件』から見た『福島原発被災』」をご紹介します。

山下さん今年度、調査研究「ビキニ水爆実験被災船員の実態調査と事件の
実相解明」を実施されているところですが、このレポートは2011年4月4日に
福島第一原発から保管済みの大量の低レベル放射性廃液が海洋放出され
たのを受けて、その直後に論考されたものです。

http://www.takagifund.org/upload/m_yamashita_bikini_201104.pdf

1954年3月に米国がビキニ環礁でおこなった水爆実験による放射能放出が
もたらした第五福竜丸の船員を含む周辺にいた人々の被爆の実態、広範囲
の海洋汚染(その汚染は日本近海でも確認)や漁業資源への被害。そして、
こうした被害の状況を「矮小化」しようとする日米政府の対応などが書かれて
おり、現在、福島原発事故に直面する私たちに多くの警告を与えてくれます。
(本文は山下さんが「『ビキニ事件』を25年追跡して判明した事実の要約」
とのことです)

昨日には、今度は福島第一原発3号機から、高濃度の放射性物質を含む
汚染水が海に流出したことが報道されました。

核のもたらす問題に対し、日本にいる私たちが行動し、世界に向けて発信
する責務があることを、改めて思い起こさせる歴史的教訓が書かれたレポ
ートです。

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