いまできること―福島原発を受けて 

事務局の村上です。

15日の原子力資料情報室(CNIC)の会見で、東京都内にも、
福島原発の事故による放射能(微量のヨウ素、セシウム)が到達した
という報告がありました。各社の報道でも、関東圏内で、通常よりは
高い値の観測を報道しています。

福島近くにいる方は、「外に出ない」「どうしても出るときには皮膚を
さらさず、防塵マスクやぬれタオルで口・鼻を覆う」「雨にぬれないよう
にする」「濡れた場合の衣服は捨てる」などの対応が必要だそうです。

また、妊婦の方や小さなお子さんは、優先的に守る必要があります。
もし遠くに親戚の方がいらっしゃる場合は、タイミングを見て移動する
ことも考えることができるかもしれません。また、のり、わかめ、とろろ
昆布など、ヨウ素(ヨード)分を過剰摂取は気をつけながら、とることも
できることのようです。

もう少し離れた場所にいる私たちにできることは、まず落ちつくこと。
過去の経験から学んだ教訓もありますから、情報を入手して、一人一人
が置かれている状況の中でよい判断をしていくことが大切です。

■以下、本日「FM797京都三条ラジオカフェ」で高木基金理事でもある
細川弘明さんが(関西の方向けに)お話した内容をいくつかご紹介します。
(文責村上)

・しばらくは大量に出てくる放射能をいかに回避するかが第一。
 近隣住民の支援が大事。
・近隣で妊娠している方や小さなお子さんは、個々人の判断になるが、
 関西に親戚や実家がある人は避難(疎開)をすすめるのもよい。
・事故は今後悪化する展開はありうる。作業員による長時間の作業が
 難しくなっている。冷却に成功していない。いま問題となっている
 4基から相当量の放射能がでることを覚悟する必要がある。
・今後の放射能の影響は、東京都内は微妙。関西に放射能が拡散しない
 まま届くことはないだろう。
・例えば放射性物質のヨウ素の半減期は8日間。半減期の10倍が一つの
 目安となるので、80日とすれば、3カ月弱は注意する必要がある。
・チェルノブイリの人々が経験したことを覚悟する必要があると考えている。
 座って待っているのではなく、できることはある。
・日本は人口が多いので、あわてて動いて、体調崩すなどのことがあっては
 本末転倒。
・将来的には、食べ物の流通が困難になることなどが予想されるが、
 無用な混乱をさけつつやっていくしかない。
・食料や環境の放射能による汚染が生じることが考えられる。何十年において、
 そういう環境で過ごす必要があることを覚悟する必要がある。

■また、田中優さんも、今後のことについて、こちらのブログで紹介されています。
 
東京にいるために、どうしても関東にいる人間の視点になってしまいますが、
東北で被災されている方やもっと福島原発に近い方のことを考えつつ、自分
にできること考えて、行動していきたいと思います。

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