10年の「つどい」から、今後に向けて 


事務局の菅波です。

一昨日の「高木仁三郎没後10年のつどい」には、200名もの方が参加して下さいました。

ただ昔を振り返り、懐かしむだけの集まりではなく、いまでもそれぞれの持ち場、現場で
仁三郎さんから学んだことを、それぞれ実践しようとしている人たちの集まりだったと
思います。そういう意味で非常に前向きで、活気のある「づどい」でした。

後半のパーティで、ある方が、「この会に参加して、高木仁三郎はまだ生きていることを
実感しました。」と発言されました。これは非常に意味のあることだと思いました。

高木仁三郎二世というような人は容易に生まれていないし、そのようなことを安易
に期待していてはダメだと、菅波自身は思っています。
多くの人が、仁三郎さんから受け継いだものを実践し、それをまた次の人に引き
継いで行くしか方法はないのだと思います。



「つどい」は、一部が講演、二部がパーティというかたちでしたが、高木基金では、
二部の後に、役員、助成先、支援者や協力者の方に集まっていただき、これからの
活動のあり方を考えいるブレーンストーミングの場を設けました。

どれくらいの方が集まって下さるのか、話がキチンとできるのか、実は非常に不安
でしたが、30名弱の方が集まり、2時間近く、ざっくばらんに、かつ積極的な意見
交換をすることができました。

理事会や選考委員会で、今までの選考の際に話し合ってきたことを、助成先や、
この場で始めて顔を合わせた方を交えて、率直に話し合いましたが、考えてみる
と、助成をする団体で、選考に関わることをこれほどオープンに議論する団体は、
あまりないのではないかと思います。

高木さんが目指した「市民科学」の考え方や、その基本になる市民社会のあり方に
ついてのスタンスが明快であるからこそ、このような議論が成立するのだろうと
思います。

それにしても、このような(ある意味で事務局の思いつきの)場に、参加して、
意見を述べて下さる人が、少なからずいると言うことが、本当にありがたいと思い
ます。このような人のつながりを、すこしずつ広げていくことが、今後の活動の
基盤になっていくのだと思います。

10年の節目に、これからの高木基金のあり方を考え、具体的に実行していくため
の足場ができました。これを大切に、発展させていきたいと思っています。


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