ノーニュークス・アジア・フォーラム 2010 in 台湾 開催中 

事務局の村上です

9月18~21日まで、台湾で開催されているノーニュークス・アジア・フォーラム
No Nukes Asia Forum) 2010に参加しています。

No Nukes Asia Forum は、日本政府が「アジア地域原子力協力国際会議(*)」
の開催などを通じて、アジアでの原発推進を加速化させていた1993年、原発問題
に取り組むアジアの市民間の情報・経験の共有や共同行動の実施をめざして、
第1回目が日本で開催されました。以後、持ち回りで韓国、フィリピン、タイなど
で開催され、今年は13回目になるそうです。

初日は、「原発と地震」「原発と温暖化」「持続可能な自然エネルギー」といった
テーマの他、日本、韓国、台湾、インドネシア、タイ、フィリピンの参加者から
「自国の原発に関する状況」について、発表・議論が行われました。

日本や韓国のようにそれぞれ54基、20基の原子炉を稼働している国にも新規での
建設計画はありますが、現在、まだ商業化した原発のない途上国で、次々と建設
計画が浮上しています。今回の報告では、フィリピンで13カ所、タイでは17カ所で、
原発立地のための実行可能性調査(Feasibility Study)が検討あるいは行われて
いるとのことでした。

こうした背景には、日本や韓国などの国や原子力産業によるセールス競争の高まり
があります。こうした状況に対して、フォーラムの参加者は、以下のような問題を
指摘しています。

・核拡散のリスク
・輸入国での事故に対する安全確保の問題(技術・人材面など)
・輸入国での市民参加(情報公開や意思決定への参加)が十分に保障されていない
・輸入国が抱える債務の問題

こうした状況を踏まえ、19日の午前中は今後について議論を深める予定でしたが、
台風11号がやってきたため、宿(国立台湾師範大学の寮)にて待機することにな
りました。せっかくなのでルームメイトたちと交流を深めています。

明日以降は、現在建設中の「台湾第四原発」などを訪問する予定です。

(*)現在は「アジア原子力協力フォーラム(FNCA)」

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