「応募者」のありがたさ  

事務局の菅波です。

ようやく、夜は少し涼しくなりましたね。それでも、昼間の暑さはまだまだ
厳しく、朝夕との気温の差がこたえます。早く秋らしい気候になってほしい
ものです。

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今更ですが、高木基金は、注文の多い助成基金だと思います。

「市民科学」を目指すこと、市民社会の脅威となっているような問題をテーマと
していること、助成を受けた調査研究の成果を市民社会に還元し、それをもとに
政策転換を図る道筋を展望していること。

募集要項の中でも、非常に難しい注文が並んでいますし、選考の段階で、公開
プレゼンがあり、中間報告があり、成果発表会でもいろいろな方から質問や意見
を受けることになります。

今どき、このような濃密な人間関係は敬遠されがちで、そのような関係が成り立つ
「場」は少なくなっていると思います。そのような場にかかわるには、それなりの
(相当の?)エネルギーを注ぐことが、必須だからだと思います。

ありがたいことに、高木基金には、強い気持ちを持ったたくさんの方がかかわって
下さっています。会費やカンパを寄せて下さる方も、成果発表会に参加して下さる
かたも、理事も、選考委員も。かかわって下さる様々な立場の方が、強い気持ちを
寄せて下さることで、全体として、高木基金という「場」が成立しているのだと
思います。

今年も、6月から、選考委員の一般公募を行いました。募集枠1名のところに、
4名の方から応募がありました。書類選考と面接を経て、最終的に1名の方を
選考委員として決定しました。
(まもなくウェブサイトなどで紹介いたします。)

選考委員を一般公募する助成基金も少ないと思いますが、そこに応募して下さる
方がいると言うことが、本当にありがたいと思います。
高木基金の目指す「市民科学」の考え方に共感し、選考委員という、時間的にも
内容的にも大変な任務を、自ら引き受けて下さる方がいるのです!
選考委員の一般公募は、2007年度から始めた取り組みで、昨年までの3年間で、
4名の方が、公募で選考委員になりました。その方々は、実に熱心に関わって
下さいました。そのことが、高木基金の選考委員会に、良い刺激を与え、助成の
質を高めてきたと実感しています。
今年の公募選考委員の方にも大いに期待をしているところです。

高木基金では、現在、アジア枠の助成募集を受け付けており、11月からは国内
枠の募集受付が始まります。

今年も、たくさんの意欲的な応募が寄せられることを楽しみにしています。
高木基金の活動を充実させて行くことは、良い助成をすることですし、その出発
点は、意欲的な助成の応募が寄せられることです。
結局、高木基金の活動を質の面で支えているのは、市民科学を目指して調査研究
に取り組む、「応募者」のみなさんなのです。

事務局としても、頑張って、積極的な呼びかけをしていきます。

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