高木仁三郎没後10年のつどい「希望へと歩みつづける」は10月9日(土)です 

事務局の村上です。

今年は高木仁三郎さんが亡くなられて10年を迎える年になります。
その命日に一番近い週末となる10月9日(土)に東京・四谷で
高木仁三郎没後「10年のつどい」が開かれます。

 ご案内はこちら(参加申込の〆切は9月20日です)

              ◇◇◇

10年のつどいの副題は、「希望へと歩みつづける」ですが、
この「希望」という言葉は、高木仁三郎さんを語るときに切っても
切り離せない言葉のひとつのようです。

著書『市民科学者として生きる』の中で、高木さんは「人から人へ、
世代から世代へ、ある同じ志が持続されていく、そういう持続が、
理想を単なる理想でなく、現実へと実現させる力になり得る」と語り、
次の世代へとつなげるためのキーとなるものとして「希望」を上げています。

また、現在の危機が「人々のあきらめからきている部分が多い」と考え、
あきらめから脱出し、希望を「単に個人個人に期待するだけでなく、
人々の心の中に積極的にその種を播き、皆で協力し合って育てていくもの
としてとらえ直す必要がある」と記しています。

現代のような先の見えない時代ほど、「希望」の持つ力が求められる時は
ないのかもしれません。そういえば、米国のオバマ大統領の選挙戦の時には
「HOPE」というサインが掲げられていましたね。

でも、高木仁三郎さんの「希望」は、単に語り継がれる理念のようなものではなく、
高木さんがまさにそれを体現したからこそ、10年たった今でも生き続けているのだと思います。

1970年代半ばから市民科学者として原子力の問題と闘い続けた高木さんは、
癌を宣告されて亡くなるまでの2年余りの闘病生活においても、講演活動や
裁判での証言などを続けながら、7冊の本を世に送り出しています。そして、
「市民科学者」を育成・支援するための「高木基金の構想」を立てたのは、
その死の3ヶ月前でした。その晩年をうかがい知るだけで、持続可能な未来に
向けて「希望を確信して、希望を生きた人」という言葉が浮かびます。

私は残念ながら、存命中にお会いすることはできませんでしたが、
10月9日には「希望へと歩みつづけた」高木仁三郎さんを知るたくさんの人々が
集まられると思いますので、いろいろなお話を伺うのをとても楽しみにしています。

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