7/23日経朝刊 原発は地震に耐えた? 


今朝の日経朝刊、科学面では、中越沖地震を受けて、原発の耐震性の問題が大きく取り
上げられています。
記事の中心は、原子力安全委員会の鈴木篤之委員長へのインタビューで、鈴木委員長も、
言葉を選びながらではありますが、「柏崎刈羽原発は、中越沖地震に耐えたではないか」と
言いたそうな口ぶりです。

記事の中でのコメントは、次の通りです。
「今のところ、原子炉など重要なものが壊れていないことは明らか。安全機能は維持されて
いるし、原子炉が暴走するようなことは起きていない。冷却も出来ているし、炉心の中から
何かが出ることは起きていない。実際の(地震に耐える)体力はあったといえる。」
これに対してインタビュアーが、「--それは偶然に過ぎないのでは?」
とつっこみをいれていますが、鈴木委員長は、
「偶然と言うよりも物理的にそういう設計をしていたと言うこと。」と余裕を見せています。

柏崎刈羽原発では、敷地内に大きなひび割れが生じたり、様々な装置・機器に影響がでたこと
は、間違いありませんが、東京電力側が、その状況をきちんと公表せず、むしろ証拠隠滅を
はかるるがごとく、跡形もなく復旧させようとしている、という指摘もあります。

ともすると、東京電力の安全対策の不備を追及する論調が、「しかるべき対応をすれば、
やっぱり原発は安全だ」という論法にからめ取られそうで心配です。

技術と労力と資金を際限なく投入してまで、彼らが守ろうとしているのは、原発ビジネス
そのものであり、このような論法は、きっちり排除すべきだと小生は考えます。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://takagifund.blog2.fc2.com/tb.php/150-6a00d1a5