国内枠の応募状況 


事務局の菅波です。

いよいよ今年も残すところ、あとわずかになりました。

先日、高木基金のお知らせメールでも流した情報ですが、今回、募集を行った
来年度の国内枠の助成応募状況をこちらに掲載しておきます。

今回の募集では、合計 52件、総額 3,845万円の応募がありました。

 応募者の内訳は、以下の通りです。
 
 ・調査研究助成(一般応募) 37件 応募総額 26,498,000円
 ・調査研究助成(継続応募) 9件  同   7,733,900円 
 ・研修奨励           6件  同   4,220,000円

ここで、調査研究助成の「継続応募」は、過去に高木基金から2回以上の助成を
受けた実績のある方からの応募で、「一般応募」は、それ以外の方からの応募と
いう分類です。

今回、はじめて高木基金に応募された方も多く、応募のテーマも幅広い分野に
わたっています。高木基金の目指す市民科学は、研究分野を限定するものでは
ありませんので、様々な分野から、そして新しい応募者の方々が、市民科学を
目指して応募して下さることは、事務局としてもとても嬉しいことです。

今後、選考委員による書類選考をすすめ、最終的に来年3月下旬頃までに助成先
を決定する予定です。

調査研究助成については、来年3月12日(土)に、都内で、「公開プレゼン
テーション」を行い、書類選考を通過した方に、調査研究計画を発表して
いただきます。この場での発表や質疑応答の内容などもふまえて、最終的に
助成先を決定することにしています。

公開プレゼンテーションの会場などの詳細は、確定次第、あらためてお知らせ
します。


これから国内枠の選考に入ります。 

事務局の菅波です。

12月10日で、国内枠の調査研究助成・研修奨励の応募受付を終了しました。

月曜までに、郵送の関係で遅れていたものなども事務局に届き、これから助成先の
選考をすすめていきます。

高木基金に応募される案件は、テーマも、応募する方の年齢なども様々です。
事務局としても、知識の無い分野のことなどをいろいろと情報収集したりしながら
選考のための資料を準備していくことになります。

選考ですから、応募者の中で、助成を受けられる方もいれば、最終的に落選する
方もおられます。なにぶんお金に関わることですから、こちらとしても慎重に
ならざるをえません。

(全くの余談ですが、菅波自身が別の助成金の申し込みをした際に、「漢字の
 誤変換が多いと選考委員会で指摘があった」ということを後から聞かされて、
 本当に恥ずかしく、悔しい思いをしたことがあります。その助成金では、
 満額ではなく、申込額から10万円減額で承認されたのですが、誤変換のため
 に、応募したグループのメンバーに10万円もの損害を与えてしまったのでは
 ないかと思うと、実に肩身が狭かったです。(減額の原因が誤変換(だけ?)
 だったのか、他の要素もあったのかは、教えてもらえませんでしたが・・・。)

助成金にしろ、寄付にしろ、第三者から資金的な支援をしてもらうことは大変
なことです。

事務局としても、不注意などで助成の可否や決定金額に影響があっては一大事
ですので、最終的な助成先がきまり、また、選考の結果をみなさんにきちんと
お伝えするまでは、気の抜けない日々が続きます。


一方で、助成選考に関わると言うことは、実はとても勉強になります。

どの応募に助成するのがよいのか、自分なりにいろいろと考えをめぐらせま
すが、選考委員会や理事会で、経験豊富な方々の議論に触れることで、吸収
できることがたくさんあるのです。

そのためにも、自分自身が、応募書類をしっかり読み込まなければなりません。

今回の応募書類は、全体でA4版×400頁ぐらいになりますが、これから年末
年始にかけて、頑張って読み込みます。


【国内枠受付終了】多数の応募ありがとうございました。 


事務局の菅波です。

国内枠の情勢応募受付は12月10日で終了しました。

現在までに40名以上の方から、メールでの応募の連絡を受けていますが、10日の
消印有効ですから、実際には13日(月)頃まで、順次、事務所に申込書が到着する
ものと思われます。

今年もたくさんの方に応募していただき、ありがとうございました。これから
書類選考に入り、来年の3月中旬頃までに、助成先を決定する予定です。


12/11、12 『鳥たちの舞うとき』の講演(京都・福知山市) 

事務局の村上です。

いよいよ12月11日(土)、12日(日)に京都の福知山市民会館 4Fホールで
福知山市民演劇『鳥たちの舞うとき』が開催されます。
(上記のページからチラシをダウンロードできます)

原作となった『鳥たちの舞うとき』は、高木仁三郎さんが抗がん剤投与も
効かなくなった2000年の夏ごろから口述したもので、八ッ場ダムをモデル
にした作品です。

最後はホスピスで、もはや加筆ができなくなるまで原稿に向われ、遺作と
なった高木仁三郎さんの最初で最後の小説で、2000年11月に工作舎から
出版されました。(こちらから書籍解説を読むことができます。)

主催は「ハートフルステージ」市民参加型人権劇公演事業実行委員会で、
市民提案による試みで、キャストもスタッフも市民によって行われるそうです。

今後は来年の2月5日(土)、6日(日)にも、夜久野ふれあいプラザホールで
開催されます。入場無料です。お近くの方、ぜひご参加ください。

【事前相談FAQ】英文概要について 


事務局の菅波です。

国内枠の助成応募受付は、12月10日(金)までです。

当日消印有効ですから、まだ若干余裕があります。応募を検討している方は、
10日までに確実に投函するようにご注意ください。

ここ数日は、毎日数件の事前相談を、メールや電話で受け付けています。

毎年一番多い質問は、「助成申込書に、英文で調査研究計画の概要を書くところ
がありますが、これは書かなければダメですか? 英文が期限に間に合わない
のですが。」
というものです。

結論から言えば、

・英文の概要以外の部分を期日までに提出していただき、英文だけは後から提出、
 というかたちでも応募は受け付けます。

・ただし、英文の概要を書けるかどうか、という点も、選考の一つのポイントに
 しています。


高木基金としては、「市民科学」を志す人を応援することが助成の主旨です。
それに際しては、それぞれの方が抱える問題について、あるいは調査研究の
成果について、英語で情報発信ができることも、必要な技能だと考えています。

これは、高木基金として、英語が標準語だという考えに立っているのではあり
ませんが、研究成果などを、国外の人を含めて、多くの人に知らせていくため
には、英語でのコミュニケーション能力は有効だと考えているものです。

実際には、英語でのコミュニケーションの経験度合いは、応募するみなさんに
よって、それぞれ違うと思います。高木基金としては、助成申込書と成果報告
に英文の概要をつけていただくことで、ご自身の研究を英語で説明し、発信する
ためのトレーニングの機会になればと考えています。

これまであまり経験のなかった方にも、この機会に、前向きに取り組んでいた
だきたいと思っています。




12月4日(土)水銀シンポジウム開催(東京) 

事務局の村上です。

今週土曜日(12/4)に東京・市ヶ谷で国際水銀シンポジウム
「化学物質問題市民研究会」の主催で開催されます。

このシンポジウムは、2013年の水銀条約制定に向けて、
国連環境計画(UNEP)が政府間交渉委員会会合(INC)を2011年1月に
千葉・幕張で開催するにあたって、日本の水俣病の経験から学び、
強い水銀条約の実現を目指して行われるものです。

シンポジウムの第2部では、高木基金のアジア枠助成先である
フィリピンの「バン・トクシックス(Ban Toxics!)」のリチャード・グティエレスさん
が発表をされます。Ban Toxics!は、2009年2010年に助成を受けています。

以下、プログラムを転載します。申込等はこちらからお問い合わせください。

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「NGO国際水銀シンポジウム
-水俣病と世界の水銀問題-
水俣の経験を学び、強い水銀条約とする
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日時:2010年12月4日(土)12:30開場 13:00~17:15
場所:JICA研究所 国際会議場(東京・市谷)

プログラム
■はじめに 13:00~13:30
 「開会挨拶」 藤原寿和(化学物質問題市民研究会代表)
 「水銀条約と日本の水銀問題の概要」 安間武(化学物質問題市民研究会)

■第1部 水俣病から学ぶ(第一部 司会:藤原寿和) 13:30~15:20
 「水俣病被害者の闘いと今後の課題」 谷洋一さん (NPO法人水俣病協働センター理事)
 「水俣病被害者の報告」 佐藤英樹さん(水俣病被害者互助会会長)
 「水俣から学ぶ」 原田正純先生(元熊本学園大学教授)
 「質疑応答」
休憩 15分

■第2部 世界の水銀問題(第二部 司会:安間武) 15:35~17:05
 「事例に基づく世界の水銀問題とNGO活動」
  ジョセフ・ディガンギ博士(米)(IPEN 上席科学顧問)
 「途上国における小規模金採鉱:フィリピンの事例」
  リチャード・グティエレスさん(比)(バン・トクシックス代表)
 「質疑応答」

■閉会 17:05~17:15
 「まとめと閉会挨拶」 安間武 (化学物質問題市民研究会)