水俣・相思社から 


産廃処分場計画の撤退が決まった水俣の相思社から、お礼のメッセージが届き
ましたので転載します。

高木基金の助成研究等に関係して、この様な開発計画が阻止された事例としては、
ほとんどはじめてと言っても良いかも知れません。
他の問題に関わる人たちにも勇気を与える成果だと思います。
ご支援、ご協力をいただいたみなさんに、事務局からもあらためてお礼を申し上げ
ます。

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水俣病センター相思社です。

東亜道路が正式に産廃処分場計画の中止を正式に発表しました。
東亜道路ホームページに「水俣市の産業廃棄物処分場の事業
の中止に関するお知らせ」として掲載されています。
http://www.toadoro.co.jp/index.cgi?fn=news&id=137

産廃計画が持ち上がって5年、皆様のご支援ご協力があって、
ついに産廃計画を撤退に追い込むことができました。
ついにという感じもしますし、あっという間でもありました。

本当にたくさんの方に助けらて、一緒に勝ち取った勝利です。
この勝利を、水俣の新たなまちづくりの第一歩としたいですし、
少しでも皆様への恩返しになるよう、この経験を伝え、
今も闘いを続けていらっしゃる皆様と、経験を共有していきたいと思います。

皆様に心より感謝申し上げます。
本当に本当にありがとうございました。       ( 高嶋由紀子)
                       

                    2008/06/23 転載歓迎

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財団法人 水俣病センター相思社
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E-mail  info★soshisha.org
        (★を半角@に変えてください)
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相思社から>産廃業者撤退! 

水俣病センター相思社の高島さんから、今朝、メールが来ました。

問題になっていた産廃処分場計画の事業者が撤退することになったそうです。
高木基金の助成を受けた調査研究が、産廃処分場阻止の力になったもので、同じような問題に取り組んでいる他の地域のグループなどにも、勇気を与えるものだと思います。

熊本日日新聞のサイトに、この情報の記事が掲載されていますのでぜひご覧下さい。
(登録が必要ですが無料です)

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水俣市の産廃処分場、事業者撤退へ 2008年6月21日 06:26

 水俣市の山林に産業廃棄物最終処分場の建設を計画しているIWD東亜
熊本(小林景子社長、同市)が、同市に対し事業撤退の意向を伝えていたこ
とが二十日、分かった。同社が二〇〇四年に計画を表明後、水俣病を経験
した同市で大きなうねりをつくった反対運動が、計画撤回に追い込んだ形だ。
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http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080621200002&cid=main

熊本日日新聞のサイトはこちら:http://kumanichi.com/index.cfm

助成先 胡 冬竹さん>四川で被災者の支援中 

昨年の助成先で、中国からの留学生の胡 冬竹さんからメールを頂きました。

現在、胡さんは、四川大地震の現場に支援に行っているそうですが、実は、胡さん自身、1976年の唐山大地震の被災者だったのだそうです。

毎日新聞のサイトに、胡さんを取り上げた記事が掲載されていますので、よろしければご覧下さい。

http://mainichi.jp/select/world/news/20080603dde007030016000c.html

アジア枠の担当者を増員しました。 

事務局の菅波です。

高木基金の助成は、国内向けの調査研究助成・研修奨励だけでなく、アジアの個人やグループを対象にした助成の枠があります。このアジア枠は設立当初からあるのですが、小生の力不足から、なかなか良いかたちで動けず、これがここ数年の大きな課題となっていました。

そこで、今年度の事業計画の中では、担当者を新規に採用して、アジア枠の助成を積極的にすすめることとし、事務局で候補者を探してきました。結論として、昨年度、一般公募の選考委員として高木基金の助成に関わっていただいた村上正子さんを、6月からアジア担当のプログラムオフィサーとして採用することになりました。

下記に、村上さん本人から、自己紹介兼あいさつ文を書いてもらいましたのでご紹介します。
みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

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                         着任のご挨拶

6月より、アジア担当プログラムオフィサーに着任しました村上正子です。高木仁三郎氏の遺志を受け継ぎ、多くの市民科学者を育成・支援してきた高木基金で働く機会をいただけましたことを心より感謝しております。

広島に生まれ、被爆2世であることを受け止めつつ、これまで様々な市民活動に関わってきました。米国では、草の根の団体が運営するホームレスシェルターにボランティアとして住み込み、先進国の中にある貧困や差別に向かいあった後、首都ワシントンで途上国における開発問題に取り組むNGOでインターンをしました。その後、日本に帰国し、国際環境NGO FoE Japan(地球の友)で、ロシアのサハリン石油・天然ガス開発による環境・社会問題を担当しました。

日本はいまだその経済力を使って、国内のみならず世界各地で自然環境や人々の生活に影響を及ぼす問題を引き起こしています。こうした中、アジアに一人でも多くの市民科学者が活躍できる体制を整えることが大事だと考えています。

日米での活動を通じて、今の日本の市民活動を活性化するためには、資金を集めることと同時に、各団体や個人のキャパシティビルディング(団体運営力、ネットワーク力、政策提言力など)を同時に行っていく必要があると感じています。高木基金の「市民科学者を育成・支援する」というミッションを通じて、これらを実践できればと思っています。

着任のご挨拶ということで、少々かたい文章になりましたが、皆様とともに活動していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。