宇井さん葬儀の写真 

先日の宇井純さんの葬儀で、会場に飾られていた写真です。
若かりし頃の宇井さんは、実に凛々しいですね。

上の書は、書家でもある奥様が書かれたもので、宇井さんが好んだ田中正造の言葉で
「真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、人を殺さざるべし」
と書かれています。

自主講座の写真は時代を感じさせますが、その熱気が今にも伝わってくるようでした。このような、インパクトのある動きを,
私たちも目指さねばなければと思います。

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市民セクターの心意気 

一昨日に引き続き、昨日(11/24)も市民セクター全国会議に参加してきました。

二日目は、社会変革をテーマにした分科会でしたが、そこで報告された二つのとりくみは、非常に興味深いもので、大いに刺激を受けました。
その二つとは、ホームレス支援の若者向けオピニオン誌:「ビッグイシュー日本」と、自殺問題に取り組むNPO:「ライフリンク」です。

とにかく現場に根ざしていること。困難な壁を突き破ろうというバイタリティにあふれていること。今後への前向きなビジョンなど、小手先のテクニックではなく、本質的な部分が素晴らしかった。
「市民セクター」の到達点を確認したい、という菅波の参加目的は、この二つの報告によって、果たすことができました。

(初日は不完全燃焼でしたが、二日目で元をとった気分です)

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いま「市民セクター」に必要なものは、サポートか、それとも弾圧か? 

日本NPOセンターなどが主催する、「市民セクター全国会議2006」(の一日目)に参加してきました。

この企画のねらいは、「市民セクターがより社会的な存在感を増し、市民からの期待に応えられる力を発揮していくために、その性質あるいは機能について、「民間」、「変革」、「連帯」をキーワードに本質的な価値や力を再認識し、今後への展望をみなさんとともに見いだしていきます。」(当日プログラムより)とされています。

菅波としては、高木基金で「市民科学」の推進を目指し、それを生業としていますし、自分自身が、諫早湾干拓の問題などで、行政セクターへのオルタナティブを提起する活動を行ってきています。最近は、企業のCSR活動の動きを、市民活動につなげる活動も模索しているところですが、その意味で、現在、「市民セクター」ですすめられいる活動等の到達点を確認したいという思いで、この企画に参加してきました。

しかし、二日間の初日である今日の「基調講演」および「キーコンセプトセッション」を聞く限り、果たしてこれが、「市民セクター」の到達点なのだろうか、という印象です。

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事前相談受付中 

今年度の助成募集(国内調査研究枠)は、12月10日が〆切です。
まだ日数があるというか、あと、3週間もないというかは、微妙なところですが、今年は、例年に比べて問い合わせが少ないようで、事務局としてやや心配しております。

今週に入って、ようやく、ポツポツと事前相談の申し込みが来るようになりました。
事前相談の際には、助成申込書の下書きを持参していただくのがありがたいですが、その前の構想段階でも構いません。

助成金を出す側には、それぞれ助成に対する考え方がありますし、募集要項を読んだだけでは、分かりにくいところもあるかと思います。
例年、応募書類を受け付けた後で、「あぁ、これなら事前相談できてくれれば、その段階でアドバイスができたのに・・・」と思うことが、ままあります。せっかくの制度ですから、応募に当たっては、ぜひ事前相談を活用していただくことを強くオススメいたします。

ご支援ありがとうございます。 

先般、11月10日に、基金だよりNo.14が刷り上がり、13日(月)頃から、順次、支援者のみなさまにお届けしたところですが、会費や寄付、さらに今回、新たに募集を開始しました「地震と原発」研究へのカンパにも、早速、ご支援をいただきました。ありがとうございました。

昨年度、高木基金を支援してくださった方は、全体で854人でした。
今年は、これまでに約350名の方に支援していたいておりますが、昨年度の支援者数のちょうど4割です。今年も、昨年同様の助成を予定しておりますので、みなさまには引き続きご支援をお願いいたします。

事務局としては、新規開拓こそが任務であり、今年は、週刊金曜日に広告を掲載するなどのとりくみを行いました。(それによる新規支援者の方もおられます!)
しかし、もっともっと、新しい理解者・支援者を拡大していかなければ、活動の成果も広がりませんし、財政基盤も安定しません。

最近はやりの、「サイエンスカフェ」なるものにも、取り組んでみようかと考えているところです。

レイアウトを直しました 

ブログのレイアウトを直してみました。
以前のものは、ブログを立ち上げたときに悪戦苦闘して作ったものですが、印刷すると、かなりレイアウトが乱れるようなので、その点に注意して直してみたつもりです。
プリントアウトしてくださる方がいるかどうか、怪しいものですが・・・。

宇井純さん 

11月11日早朝になくなられた宇井純さんのお通夜に行ってきました。

会場には、東大で「自主講座」を主催しておられた頃の宇井さんの写真も飾られていましたが、とても若く、凛々しいお顔でした。
高木仁三郎さんの若い時代の写真もそうですが、やはり、最前線で戦っている頃の写真は、本当に顔つきが違うと思います。

これまでも、偉大な「大先輩」(と呼ぶのも憚られるような方)が、お亡くなりになるたびに思うことですが、「一日でも長く、元気で活躍していただきたかった」という気持ちと、それ以上に、「この方の、若くて一番活動的だったときに、お会いしたかった」と考えてしまいます。

高木仁三郎さんしかり、宇井純さんしかり、個人的に諫早湾干拓の問題で大変かわいがっていただいた山下弘文さんしかりです。

それでもやっぱり、宇井さんには、もっともっと話を聞かせて欲しかったです。
2004年6月の成果発表会で記念講演をしていただいたことが本当に昨日のことのように思い出されますが、講演録をきちんと作っておいて本当によかったと思います。こちらのアドレスからご覧になれますので、ぜひどうぞ。

http://www.takagifund.org/08/08.html

今回、弔問客への返礼のカードがまた、ステキでした。
カードは「感謝の気持ち」というタイトルで、次のような言葉が記されておりました。

「   宇井 純 講演より

  人生には 自然を破壊したり
  人びとを苦しめたりしないで済む
  そういう選択をする機会が必ずある
  もし人が 生涯にたった一つでいい
  本当によかれと思う選択をしてくれたなら
  この社会はきっと変わるはずだ       」


心からご冥福をお祈り申し上げます。
そして、高木基金の活動を通じて、宇井さんの考え方、生き方を引き継いでいきたいと思います。