長島の自然を守る会>10/14 東京シンポ 


 長島の自然を守る会が、高木基金の助成を受けて制作したビデオ「瀬戸内の原風景・長島」の発表会を兼ねたシンポジウムが、10/14(土)に、東京新宿のカタログハウスセミナーホールで開催されました。

 この企画は、長島の自然を守る会が主催し、高木基金や原子力資料情報室、ふぇみん婦人民主クラブ、環瀬戸内海会議、WWFジャパンなどが協賛するかたちで開催されました。
 高木基金としては、地域で活動している助成先が、東京でアピールする場を設けると言うことですから、特にシンポの事務局的なかたちで応援しました。

 当日の参加者は約75名でした。ビデオ上映だけでなく、研究者からの発表も写真などが多く、初めての方にもわかりやすい企画だったと思います。特に、今回は、幅広い協賛団体から、参加の呼びかけをしたことで、参加者の幅も広がったように感じました。
 
 それにしても、豊かな自然が残され、スナメリが生きる海は、人間にとっても「ちゃんと魚の捕れる海」に他なりません。海でちゃんと魚が捕れると言うことが、どれほど大切なことなのかと言うことを、最近痛感しています。それに引き替え、今計画されている原発が必要なのか、また、誰にとって必要なのか、という問題だと思います。

 例によって、シンポの終了後は近くの居酒屋での二次会でした。報告した研究者の方々も、二次会まで参加してくださいましたが、研究者のみなさんもこの問題を何とかしようと、本気で頑張ってくださっていることがよく分かりました。
 ある研究者の方は、「高木基金には、設立の時に1万円寄付したけれど、もう長島の調査で30万円以上返してもらった。」と笑っておられました。実体としては、調査の交通費などが実費として支払われているだけですから、「返してもらった」という表現はおかしいですし、それに伴う自己負担も増えているに違いないのですが、高木基金の助成研究に、喜んで参加していただけるというのは本当にありがたいこだと思いました。

竹峰さん>10/15 ヒバクシャの声を受けつぐシンポ 

 竹峰誠一郎さんは、第一回の助成を受けて、いわゆるビキニ事件の問題などを研究してきた方ですが、その後も、日本平和学会の中に、「グローバルヒバクシャ研究会」を立ち上げるなどして、活躍しています。

 今年は、広島・長崎の被爆者が、いわゆる被団協(日本原水爆被害者団体協議会)を結成し、世界に被爆者の声を訴えてから50年ということで、それを記念し、「被爆者の声をうけつぐプロジェクト50」というとりくみが立ち上げられましたが、竹峰さんが、まさにその企画の中心人物となっているそうです。10/15(日)に早稲田大学でひらかれた、皮切りのシンポジウムに、菅波も参加してきましたが、250人以上の参加者が集い、活発な意見交換をしていました。
 
 被爆者の方や、戦争被害の補償を求めている方は、当然高齢の方が多いのですが、20代から30代前半くらいの参加者も多く、被爆の問題を継承し、発信していこうという熱気にあふれていました。
 もう一人、今年度助成を受けて、杉並の原水禁運動を研究している丸浜江里子さんも、とりくみの発表をしておられました。

 助成先の方が、その後もこの様なかたちで、バリバリと活躍しているのを見るのは嬉しいことです。

 「被爆者の声をうけつぐプロジェクト50」では、定期的なミーティングを東京で持ちながら、全国の様々な個人・グループの参加を呼びかけています。
  http://hibakusha50.noblog.net/

 10/15のシンポについての新聞報道
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20061016AT1G1303U15102006.html