2005年度も助成金の財源を確保できました。 


2005年度は、六カ所再処理工場のアクティブ試験駆け込み実施という不本意な幕切れとなりました。一つ前にコメントを書きましたが、絶対にあきらめず、ねばり強く食い下がっていきましょう。

さて、みなさまには、高木基金に多大なご支援をいただき、ありがとうございました。
2005年度も助成金支出総額(780万円)を、全額、みなさまからの会費と寄付でまかなうことができました!
(3/29までの入金金額速報値で782万円!です。)

2005年度は、核燃料サイクル政策に関する国際研究プロジェクトに、約700万円の「市民研究サポート」をお寄せいただきましたので、これを含めると、全体で1,480万円ものご支援をいただいたことになります。これは、昨年度(907万円)に比べ、570万円以上の増収であり、ご支援を下さった方の人数でも、前年度の701人から2005年度は約860人に、大きく増加しました。

みなさまからのご支援に本当に感謝いたします。
助成先のみなさんには、高木基金の助成金が、これだけたくさんの方に支えられていることを、ぜひ励みにしていただきたいと思います。


ところで、懸案の認定NPO申請の件ですが・・・・
準備段階から相談に乗っていただいているシーズ(=市民活動を支える制度をつくる会)からも問い合わせをしていただいたのですが、国税庁の段階で、多数の申請が審査待ちの状態になったままのようで、申請から6ヶ月くらいは待たされるのが普通(?)なのだそうです。
高木基金が申請したのは昨年10月ですから、スムーズに行って4月、そこで何か問題が出てくると、それ以上に時間がかかる、ということのようです。
NPOへの寄付を促進し、NPOの活動を後押しするための制度であるはずですから、国税庁としても、迅速に審査を進められる体制を整備して欲しいものです。
詳しくは、シーズのウェブサイトに記事がありますのでご覧下さい。http://www.npoweb.jp/news/news_info.php?article_id=2433
なお、ここで「行列のできる国税庁では・・・」といのは、文字色何を隠そう小生のボヤキです。

六カ所再処理工場計画を中止せよ!! 


本日午後、日本原燃は、六カ所再処理工場でのアクティブ試験を強行した。
国内外からの(極めて誠実な!)反対の声を無視した暴挙に改めて抗議するとともに、アクティブ試験を一刻も早く中断し、六カ所再処理工場計画そのものを中止することを強く求める。

今日3/31のアクティブ試験開始が、年度末にアクティブ試験を開始した、という姑息な実績(アリバイ)作りにすぎないことは明らかである。
六カ所再処理工場の問題については、排出される放射性廃棄物の問題とともに、「核燃料サイクル」という全体計画自体が、技術的にも財政的にも社会的にも確立していないにもかかわらず、全く無責任に、これだけ大きなリスクを冒したという、原子力行政・産業全体の体質にある。
「核燃料サイクル」や「プルトニウムの平和利用」などというのは、実態のない言葉遊びに他ならない。
昨年までの原子力長計をめぐる議論は、まさにその実態をさらけ出していたにもかかわらず、残念ながら、その路線が「国策」としてまかり通っていることに、憤懣やるかたない思いである。

ことに「ここでやめたら、これまでつぎ込んだ国家予算が無駄になる。」といった言説は、絶対に認めることができない。
「国策」として、ここまで来てしまったこと自体は、極めて大きな社会的損害だが、一日でも早く、道を誤ったことを認め、来た道を引き返すべきである。この様な場合、立ち止まることを躊躇することの方が、より大きな損失をもたらす。

アクティブ試験を始める前に引き返せば、ずいぶん楽だったに違いないが、私たちが取るべき最善の策は、とにかくはやく立ち止まることである。冷静に考えれば自明である。

どのようにかたちを取り繕うと、核燃料サイクル政策に展望はない。
誰がなんと言おうと「王様はハダカ」なのである。
六カ所再処理工場計画は、一日でも早く中止すべきである。

志賀原発勝訴を受けての緊急申し入れ 

原子力資料情報室の澤井さんからの情報です。

ご承知の通り、3/24、金沢地裁は志賀原発の耐震設計の不備を指摘、重大な事故を引き起こす可能性を認め、2号機の運転の差し止めを命じる判決を下しました。
これを受けて、原子力安全保安員及び原子力安全委員会宛に下記の4点を申し入れるものです。

1. すべての原子力発電所と核燃料サイクル施設の耐震安全性を速やかに見直すこと。見直しが済むまでは施設の運用を休止すること。
2. 当初の設置許可と異なる運転許可(プルサーマル等)は、新しい知見での評価が済むまで凍結すること。
3. 建設中の六ヶ所再処理工場のアクティブ試験を中止し、耐震安全性を速やかに見直すこと。
4. 現在審査中の、原子力施設の設置許可申請の審査を凍結し、新しい知見に基づく申請に差し替えるよう、申請者に指示すること。


ぜひみなさんもご賛同下さい。
(賛同の連絡は、原子力資料情報室へ直接お願いします。)

申し入れの全文と呼びかけ文は続きをご覧下さい。


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今年度のご支援が700万円を突破! 


今年度も、たくさんの方からのご支援をいただき、本当にありがとうございます。

今年度の助成金は、総額780万円となりました(詳しくは今週中にHPでお知らせします。)が、この財源となる、みなさまからの会費・寄付が先週末(3/12)までに700万円を超えました(7,015,210円)。

今年度は、会費・寄付とは別に、核燃料政策研究の「市民研究サポート」を募集いたしましたので、会費・寄付がある程度落ち込むのではないかと考えておりましたが、ここまで、過去数年と遜色のないペースでご支援をお寄せいただきました。
「市民研究サポート」を合わせて考えれば、例年を遙かに上回るご支援となっております。本当にありがとうございます。

現在までの状況を数字でまとめてみましたのでご覧下さい。
以下、【昨年度】は、2004年度の12ヶ月合計、【今年度】は、3/12までの途中経過です。<  >は、前年対比(【今年度】÷【昨年度】)です。

●会費・寄付合計額(「市民研究サポート」含まず)
 【昨年度】 902万円 → 【今年度】 701万円<77%>

●支援合計(会費・寄付+「市民研究サポート」)
 【昨年度】 902万円 → 【今年度】 1,399万円<155%>

●会員数(正会員、維持会員、賛助会員の合計)
 【昨年度】 610人  → 【今年度】 583人<95%>

●会員+寄付者(「市民研究サポート」含まず)
 【昨年度】 700人  → 【今年度】 705人<101%>

●支援者合計(「市民研究サポート」含む)
 【昨年度】 700人  → 【今年度】 835人<119%>

●一人あたりの支援金額(会費・寄付・「市民研究サポート」(大口を除く))
 【昨年度】 10,110円 → 【今年度】 9,568円<95%>

 

今月末までの半月ほどで、あと80万円分の会費・寄付があれば、今年度も助成金を会費・寄付を全額まかなうことができる状況です。
みなさまも、よろしければ、3月末までにご支援を頂ければ幸いです。
(年度末ギリギリになって、本当にあと少し足りなければ、理事会・事務局の中ででもカンパ袋を回そうかと思っています!)

ここまで来て、足りるか、足りないかは大きな違いですから、事務局としては最後まで頑張ります!

『六ヶ所村ラプソディー』上映情報 


『六ヶ所村ラプソディー』の情報を転載します。
小生も、3月3日(金)四谷区民ホールでの上映会に参加してきま
した。とにかく、たくさんの方に見ていただきたい映画です。

「原子力資料情報室通信」の紹介文にもありましたが、推進派
「学者」の信じられないほど率直な受け答えが必見です。
最終処分場の問題は、最終的には金で解決できる、というので
すが、それ以外のロジックが存在しない、ということを自白し
ていることに他なりません。

まだご覧になっていない方は、ぜひご覧下さい。

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3/19「11年目をむかえた長良川河口堰を考える勉強会」他 


リバーポリシーネットワークさんからの情報を転載します。

とりあえず見出しだけピックアップすると
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【シンポジウムのご紹介】
・≪予告≫ 今年のRPN国際シンポジウムが決定!
・3月19日(日)「11年目をむかえた長良川河口堰を考える勉強会」
・4月1日(土) 「脱ダムネット関西4周年フォーラム」
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などです。詳しくは、「続き」をご覧下さい。

『11年目をむかえた長良川河口堰』という言葉に、重いものが
ありますね。その後の11年で、日本の環境行政は、それなりに
変わって来たと思いますが、長良川河口堰・川辺川ダム・諫早
湾干拓など役所のコケンに関わるような公共事業はなかなか
一筋縄ではいきません。

だからこそ、そこに市民科学の必要性があるのですから、食い
下がっていかなければ鳴りません。
ねばり強く活動を続けておられるみなさんに改めて敬意を表し
ます。


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大入島埋立問題のシンポ 

助成先の山下博由さん(大入島自然史研究会)から、調査研究結果を
発表するシンポの案内が届きましたので紹介します。
3/12(日)大分県佐伯市での開催です。
お近くの方はぜひご参加下さい。

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皆様

大分県佐伯市大入島シンポジウムの案内です.御多忙中とは思い
ますが,ふるって御参加下さい.(転送歓迎)


大入島自然史研究会主催

シンポジウム「大入島発! 大分の豊かな里海を守ろう」

大入島自然史研究会は,2004年12月に発足し,高木仁三郎市民
科学基金の支援を受けて,2005年から大入島の自然や文化の
研究を続けています.本シンポジウムはその研究成果を報告し,
大入島石間浦の問題を考え,大分の豊かな里海を未来に伝えて
いくにはどうしたらよいかを皆で考えてみたいと思います.
皆さん,ふるって御参加下さい.

日時:2006年3月12日(日) 午後1時~5時30分
会場:佐伯文化会館(大分県佐伯市大手町1丁目1-1 
    電話0972-22-6111)
参加費:無料(カンパ歓迎!)
主催:大入島自然史研究会
共催:佐伯の自然を守る会
後援:高木仁三郎市民科学基金,環瀬戸内海会議
問合せ:大入島自然史研究会(下川:090-4993-1387) 


プログラム

12:30 開場
13:00 開会
13:00-13:15 「大入島自然史研究会の設立と活動の経緯」 
    大入島自然史研究会
13:15-14:00 基調講演「大入島石間浦の海藻相 大分の里海を守る
    ための提言」新井章吾(海藻研究所)
14:00-15:00 「石間浦の海岸動物 その特性と重要性」 
    山下博由(貝類保全研究会)
15:15-16:00 「石間浦の「磯草」利用の実態」 
    池口明子(名古屋産業大学)
16:00-16:30 「大入島訴訟が日本の現代社会に語ること」 
    田中利武(大入島訴訟弁護団)
16:30-17:30 総合討論「磯草の権利は住民の権利」 
    住民からの発言:清家サダ子(佐伯の自然を守る会)
    参加者・住民の皆様による自由な発言により,石間浦・
    大分の里海の未来を考えましょう.

18:30~ 懇親会(佐伯市内)

佐伯文化会館地図:
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=131/54/07024&scl=70000&uc=1&grp=AOL&nl=32/57/24.689&BT1=&BT2=&enc=sjis


山下博由
貝類保全研究会 Yamashitayou@aol.com
*個人宛メールはなるべく,wildsea@almond.ocn.ne.jpにも同時に送って下さい.



セマングム干拓裁判へのメッセージ 

前にお知らせしたとおり、2/25-26に、助成先「日韓共同干潟調査団」
のシンポジウム(高木基金共催)が開催されました。
韓国ですすめられているセマングム干拓事業の問題が、シンポの焦点
でしたが、今月下旬には、33kmに及ぶ巨大な干拓堤防の最後の開放
部分、2.7kmをしめ切る工事が開始される予定となっています。
セマングム干拓事業については、工事の埋立免許取り消しなどを求め
た裁判について、近く最高裁判所が判断を下す見込みで、これに関す
る緊急のメッセージを、今回のシンポで採択しました。
このメッセージに賛同いただける個人・団体は、至急、下記の宛先
にメッセージをお寄せ下さい。
下記に今回採択したメッセージの和文と、同じ内容の英文をつけて
おきますので活用してください。
メッセージは和文でも構いませんが、その際は、PDFファイルで送る
ことをおすすめします。

送り先は韓国環境運動連合KFEMの Ma Yong-Un さんです。

Ma Yong-Un KFEM-FoE Korea
ma@kfem.or.kr

メッセージの文面は続きをご覧下さい。

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