職員募集>環境法律家連盟(勤務地:名古屋) 


日本環境法律家連盟から、スタッフ募集のお知らせが届きました。
最近、このような情報ばかり載せているような気もしますが、とにかく市民セクターや非営利セクターに、どんどんやる気のある人材が流入しなければダメだと、強く感じています。
自分自身、企業に勤めた経験をNGO、NPOの世界で存分に活用しているつもりですが、ビジネスセクターから、もっと人材が流れ込んできても良いはずなのに、どうしてこんなに少ないんだろう?といつも悩んでいます。

高木基金の仕事は、市民科学研究への助成がですが、市民社会をどのように成熟させていくか、という視点で、職探しのお世話などもできる限りしていきたいと思っています。

市民セクターで仕事をしたい人、あるいは良い人材を捜したいという団体など、小生にできることなら最大限協力したいと思っていますのでよろしくお願い致します。

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賛同募集>伊方原発プルサーマル反対 


伊方原発のプルサーマル導入計画に反対する声明の賛同募集の情報がありましたので、転載します。

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みなさまへ
転送大歓迎 重複ご容赦

【賛同のお願いです】

■伊方プルサーマルについて、
 夏にお願いした、玄海プルサーマルについての地元了解をしないように求める要望書には大変多くの方にご賛同をいただきました。本当にありがとうございました。玄海の要望書の提出に際しては、各地からプルサーマル反対運動を担う人々が集まり、九州のみなさんと交流しながら、いっしょになって佐賀県や玄海町と、安全上の問題、手続き上の問題、廃棄物の問題などで議論をしました。市民と佐賀県が、玄海プルサーマルについて具体的な問題でやりとりをするきっかけとなる貴重な行動になったと思います。
 さて、玄海に続いて四国電力の伊方原発3号機のプルサーマルについても、原子力安全委員会による二次審査終了が秒読みの段階となっています。伊方プルサーマルは、セットで使うウラン燃料の濃度が非常に高い点で、玄海ともまた違った危険性をもっています。今後、愛媛県、伊方町の了解に焦点が当たる中で、玄海と同様な行動ができないものかと、四国のみなさんと議論を重ね、ようやく要望書の文案がまとまりました。
 そこでまた、みなさまに要望書の賛同を募らせていただきたいと思います。まわりの方にお声をかけていただいて、前回以上の賛同をお寄せ下さるようお願いいたします。
 賛同は12月2日にまでに阪上 sakagamitake@nifty.ne.jp または呼びかけ団体までお寄せください。お知り合いの方にどんどん転送してください。よろしくお願いします。

>賛同は12月2日までにお願いします。<

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アドレスの変更 


事務連絡です。
高木基金のメールアドレスは、これまで、info@takagifund.org を
使ってきましたが、世間では、info@・・・・・ というジャンク
メールが激増しており、高木基金からのメールも巻き添えを食って、
ゴミ箱行きになっているのではないかと心配になってきました。
そこで今後は、高木基金から発信は、sugenami@takagifund.org 
というアドレスを使うことにします。

なお、皆さんが、高木基金にメールを送る際は、info@・・・でも
sugenami@・・・でも、どちらでも同じように受信されますので、
ご心配は無用でございます。

以上、よろしくお願い致します。

職員募集>市民社会創世ファンド 


山岡義典さんが運営委員長をつとめる「市民社会創世ファンド」から職員募集の情報です。
NPOで仕事をしたい、それをなりわいとしたい、という人には、やりがいのある仕事場ではないかと思います。
企業などのビジネスセクターで働いている方も、その経験を、市民セクターで生かす、というチャレンジはいかがでしょうか。今の社会では、そういう方が本当に必要とされていると思います。(やはり、市民セクターは、人材が足りない、層が薄い、というのが現状だと思います。)

興味をお持ちの方は、ぜひ、お問い合わせ下さい。

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上関原発予定地にカラスバト! 


大変重要かつ、ユニークなニュースです。

助成先の「長島の自然を守る会」が上関原発予定地周辺にカラスバトが生息していることを確認したとのことですが、同じく助成先の山下博由さんが、「貝類保全研究会ニュース」として報じたものを転載します。

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「上関戦争にカラスバトが参入!!」 (貝類保全研究会ニュース:2005年11月16日)

原発建設を巡る山口県上関戦争ではこれまで,ビャクシン・ナガシマツボ・ヤシマイシン近似種・シダイタノウラクチキレ・カサシャミセン・ハヤブサ・スナメリなどが原発反対派の味方として気勢をあげてきたが,これに国指定の天然記念物・カラスバトが参戦.大型ルーキーの登場に地元は騒然としている.

「長島の自然を守る会」の発見を受けての相変わらずの後追い調査で,中電も確認.詳細調査の失策に加え,新たな天然記念物の出現に原発推進派は頭をかかえている.

カラスバトは環境省RDBで準絶滅危惧,山口県RDBでは絶滅危惧II類に評価されている.山口県での生息地は,日本海側:見島・蓋井島,瀬戸内海側:牛島のみで,見島では絶滅した可能性が高く,蓋井島の個体群は最近の台風で大きな打撃を受けており,山口県の個体群は非常に危機的な状況にある.

上関町長島での生息は,近接する牛島との同胞個体群であると考えられるが,近隣の離島も含め,詳細な生息状況の再調査が必要であろう.長島での繁殖が確認されるか否かに関わらず,その生息は行動範囲及び繁殖地候補として位置付けられるため,現在の長島の自然環境の保全は必須だと言える.樹林を伐採する詳細調査の継続は極めて望ましくない.カラスバトは本州・九州では海岸部・離島に極めて分断化された個体群が維持されている状況で,牛島-長島の個体群の貴重性も高い.

カラスバトは黒紫色の非常に美しい鳥で,海岸林にひっそりと生息し「ウッ,ウー」という独特の声で鳴き,その姿・声のひかえめで神秘的な美しさは筆舌に尽くしがたいものがある.長島の共有地・入会権裁判の結果に業を煮やし,「ここは,我々のものでもありますよ」と登場した感が強い.この「神の使い」の声を,中電や推進派は謙虚に真正面から受け止めることができるだろうか.(山下博由)


山下博由
貝類保全研究会

気分転換 


仕事柄、毎日、どこに行くときもノートパソコンを持ち歩いています。
そこから必然的に、パソコンのはいるディパックを担いで歩くことが習慣になっていました。

先週は、たまたまスーツで出歩く用事があったので、久しぶりに、アタッシュケースにパソコンを入れて、手に提げて歩いてみたのですが、世界が違って見えることに気がつきました。

大げさなことではないのですが、デイパックを背負って歩くと、どうしても少し前屈みになりますね。一方、重いアタッシュケースを手に提げて歩くと、自然に胸を張って、背筋をしめるような姿勢になります。前屈みの姿勢から、背筋を伸ばした姿勢になるのは、気分的にずいぶん違います。精神的に前向きになるような気さえするものです。

重いパソコンと資料を抱えて歩くには、たしかにデイパックで背負うのが合理的なのですが、通勤にしろ、仕事での移動にしろ、実際には電車などの交通機関に「乗っている」時間の方が多いですね。
そうすると、手を離しても自立するアタッシュケースの方が、かえって楽だったりします。

最近とみに運動不足の菅波としては、荷物を手に持って歩く時の、上腕にかかる適度な負荷が、ちょっとしたウェイトトレーニングのような気分になって、少しは控えようかと思っていた毎晩のビールを正当化する言い訳になったりしています。
これが良いことか悪いことか、微妙なところですが、気持ちが前向きになるのは良いことだと、都合の良い解釈をしています。

顧客は誰か? 


ピーター・F・ドラッカー氏が亡くなりました。

小生は、ドラッカー氏の著作に学んだ事はないのですが、WWFジャパンに務めていた頃に、ドラッカー財団のテキストを翻訳した「非営利組織の自己評価手法」(ダイヤモンド社)は参考にさせてもらいました。
なるほど、とうなずく部分と、どうもしっくりこない部分がそれぞれでしたが、やはりなんと言っても、「あなたの組織にとって、『顧客』は誰なのか。」という問いかけは、非常に刺激的でした。

自ら使命を感じて活動をしている人やグループは、企業活動への対抗心を強く持っている場合が多く、『顧客』という言葉を持ち出すことは、感情的な反発を招くことも多いのですが、非営利セクターこそ、『顧客』は誰であり、どの様な関係性にあるのか、ということを顧みることは極めて重要だと、小生も思います。

自分やそのグループを取り巻く多様な関係者が、それぞれ、主体的な意志を持って存在することを認識し、自分がどの様に働きかければ、それぞれの関係者がどの様に反応してくれるのかを冷静に分析し、その上で、活動を発展させ、自らの自己実現につなげていくか。それを考える際に便利なキーワードが『顧客』だ、というのが菅波の理解です。

話は全然違うかもしれませんが、銀行に勤めていたときの上司から説教された言葉は『上司は最大の顧客なり』。
「おめぇにゃぁ、わかんねぇだろうなぁ。へっ。」てな感じで、酒の席で聞かされた説教ですが、何年かかかって、「なるほど」と思うようになりました。(それについてはヤボな解説はしません。)

高木基金にとっての最大の顧客は誰か。
もちろん答えは多面的なものですが、ときどき、こうやって考えることは大切だなぁとしみじみ思っています。

余談ですが、上に紹介したダイヤモンド社の本は、笹川助成財団のプログラムオフィサーの方がドラッカー財団に学んで翻訳した本です。
高木基金としても、「市民科学をこころざす人の自己評価手法」をまとめるくらいの仕事をしたいと思っています。


【近日】9/3 高木仁三郎メモリアルの再録発行 


高木仁三郎が亡くなってから、今年の10月で5年になりましたが、これに先立ち、9月3日に開催された『高木仁三郎メモリアル「市民科学のこれから」』での、フランク・フォン・ヒッペル教授の講演とコメンテーターの発言をまとめた小冊子がまもなくできあがります。

現在、編集の最終的な作業を行っておりまして、来週末には刷り上がる予定です。

この間、会費・寄付などのご支援を頂いたみなさまには、無料でお送り致します。(発送は11月下旬から末頃になりそうです。)
また、ご希望があれば、一般の方にも実費程度でおわけいたしますので、お気軽に事務局までお知らせ下さい。
できあがりましたら、改めてこのサイトでお知らせします。

助成募集>お問い合わせはお気軽に 


11月1日から、今年度の助成募集が本格的にスタートしましたが、早くも申込書が届き始めました。
たくさんの方に応募していただけるのはうれしいことです。

といっても、あわてる必要はありません。応募の〆切は12月10日です。
内容についてわからないこと、不安なことなどがあれば、何でもご相談下さい。できるかぎりお答えします。

このような「事前相談」制度に、これだけ力を入れている助成団体は少ないのではないかと自負していますので、ぜひご活用下さい。

イベント情報>11/12(土)/福岡>「北上するカツオ、南進する人々~私たちが生きる社会のしくみ」 


NGO福岡ネットワークの藤井さんからのイベント情報を転載します。
イベントの中身だけでなく、紹介文にも好感を覚えました。見習いたいものです。
(改行と余白を一部変更しました。)

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 藤井@NGO福岡ネットワーク(FUNN)、です。

「一人研究NGO」という言葉に最近手に入れた古本のなかで出会いました。
これは『バナナと日本人』などの著作で有名な鶴見良行さんの言葉だそうです。
NGOに関わる一方、大学院に籍を置く人間として、「ああ、そうだ」と新たに心にするものがある言葉でした。研究者でなく、NGO。運動として、研究するNGO。もちろん、ジュビQやFUNNなど団体に所属していながらも、心構えとしての「一人研究NGO」。たぶん、研究者よりもこうした気持ちで生活している方の方が断然多いでしょうね。

PARCのブックレット『鶴見良行の国境の越え方』のなかでこれを紹介しているのが、北大の宮内泰介さん。実はFUNNの講座で宮内さんを講師としてお呼びするのですが、単純にタイトルと安さに引かれて手にした本にこれが紹介されていました。このなかで鶴見さんの「市民としての調査研究」「運動としての調査研究」という姿勢について言及されていました。

研究者はともかく、やはり「調査研究」という分野はNGOにとっては、それなりに根性もいるし、さらに有給常勤という形でNGOに関われない福岡のような地方のNGOにとっては、時間との戦いにもなります。だけれども、そのなかで、どのような姿勢で実際に「市民による」「運動としての」調査研究というものに取り組むかというのは改めて大切だなぁと思います。
さらに、キャンペーンや政策提言という形で活動に反映していく必要もある。
現場型であれ、開発教育型であれ、それらは変わらないですが。

宮内さんが、鶴見さんたちと行ってきたエビ研究会、ヤシ研究会、また、その後最近著作になった「カツオとかつお節」の研究のなかで、世界とのつながりを実際に調査研究のなかで明示してきたこと、さらにそれが単なる研究者としてではなく、一人の市民として、会社員や学生たちも巻き込んで表して来られたことを、NGOの一人としても改めて知りたいなぁと思っています。

福岡でNGOをする、また世界とのつながりを考えるために、「調査研究」という方法を、実際に行われた「カツオとかつお節」の話を中心に聞きながら、自分の活動はもちろん、それ以前に「生活」を考えてみたいと思っています。
ご関心のある方は是非ご参加下さい。

(特活)NGO福岡ネットワーク(FUNN)
 2005年度NGOカレッジ「わたしと世界、どうかかわるか?」

【第2回】==========================

 「北上するカツオ、南進する人々~私たちが生きる社会のしくみ」

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 日時:2005年11月12日(土)15:00~17:00
 場所:福岡YWCA会館3Fホール(中央区舞鶴2-8-15)
 講師:宮内泰介さん(北海道大学文学研究科助教授)
 内容:かつお節は日本だけの伝統的な食べ物ではありません…そう
    言われたら、どう思いますか? またどこの国でどうカツオ
    が獲られ、製品となっているのでしょうか? 
    その歴史や社会の仕組みについて具体的なフィールドワーク・
    調査を元にお話していただくとともに、宮内さんたちのエビ
    や椰子、かつおなどの市民による調査研究のお話を通して、
    自分たちで調査し、知ることの力を考えます。私たちが普段
    持つ関心をどのように形にしていくか?についても伺います。

 <宮内さんはこんな人!>
1961年愛媛県生。ソロモン諸島、北海道、沖縄で、環境、生活、移民の調査を行うとともに、私たちの生活に身近なエビや椰子、かつおなどの市民調査研究にも携わる。NPO法人さっぽろ自由学校「遊」の運営スタッフとして、市民活動にも関わっている。主な著作に『カツオとかつお節の同時代史』(コモンズ)などがある

 *定 員:50名(定員になり次第締め切り)
 *受講料:【一般】    1,000円
      【学生・会員】   800円

#お問合せ・お申込はこちらから!
 電話、またはEメールにて(特活)NGO福岡ネットワークへお申し
 込み下さい。

 (特活)NGO福岡ネットワーク
  ※受付時間:火~土曜日 13:00=18:00
        日、月、祝日はお休み
  〒810-0073
  福岡市中央区舞鶴2-8-15 福岡YWCA会館内
  TEL/FAX 092-741-9255
  Eメール: funn@mbk.nifty.com
  URL: http://funn.npgo.jp/

 藤井大輔: daisuke-f@u01.gate01.com
 九州大学大学院比較社会文化学府博士後期課程
 ■国際協力・NGO情報ブログ: http://ngo.f-kikaku.net/

日韓国際環境賞授与式 



先日のコメントでも紹介しましたが、高木基金も助成していた「日韓共同干潟調査団」が、毎日新聞社と朝鮮日報社が主催する「第11回日韓国際環境賞」の日本側受賞者に選ばれ、昨日(11/8)、都内で授賞式が行われましたので、小生も参加してきました。

授賞式では、山下博由さんが、受賞のスピーチを行いましたが、そのなかで、「この調査は、トヨタ財団と高木仁三郎市民科学基金の助成によって実施された」ということを紹介して下さいました。

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【上関原発問題】シンポのお知らせ 


高木基金が助成している「長島の自然を守る会」から、シンポジウムのお知らせです。
11月27日(日)、場所は山口県の田布施町です。

ご承知の通り、上関原発については、中国電力が、原子炉設置許可に必要な詳細調査を強行していましたが、「長島の自然を守る会」などが、調査現場を監視し、調査の環境対策がずさんで、周辺の生態系にダメージを与えていることを告発し、中国電力を調査中断に追い込んでいる状況です。

可能な方は、遠方からでも、ぜひ現地に駆けつけていただきたいと思います。
以下、高島美登里さんからの情報です。

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       長島の自然を守る会シンポジウム
       告発  もうこれ以上壊さないで!
   ~詳細調査による長島の自然環境・生態系の破壊~

  
日時;2005年11月27日(日)10:00~16:00
場所;熊毛郡田布施町 中央公民館
   *熊毛郡田布施町大字下田布施3430番地1
    TEL 0820 (52) 5813・FAX 0820 (52) 4904

内容;検証!詳細調査による長島の生態系・自然環境のダメージ

パネラー;
向井宏さん(北海道大学北方フィールド圏センター)
加藤真さん(京都大学大学院)
横浜康嗣さん(志津川町自然環境活用センター)
中根周歩さん(広島大学)
金井塚務さん(広島フィールドミュージアム)
山下博由さん(貝類保全研究会)
佐藤正典さん(鹿児島大学)
西濱士郎さん(日本ベントス学会自然環境保全委員会委員・
      (独)水産総合研究センター)
湯浅一郎さん(環瀬戸内海会議)

ビデオ公開;「危機に瀕する“究極の楽園” 長島の貴重な自然」
*「瀬戸内スナメリものがたり」に次ぐ第2弾

参加費;500円  

申し込み先
(氏名・住所・℡・FAX・E-mailアドレスをお知らせ下さい)

高島美登里 midori.t@crocus.ocn.ne.jp
森田修   yo.morita@extra.ocn.ne.jp

【必見!】過去の助成事例 


高木基金では、今年度の助成応募を受け付けていますが、過去に高木基金の助成を受けて取り組まれた調査研究・研修のレポートなどをHPに整理しましたので、これから応募される方には、ぜひ参考にしていただきたいと思います。

過去の助成事例の一覧はこちらから、
助成研究・研修のレポートをまとめた助成報告集はこちらから、ご覧になれます。

それぞれのレポートは、PDFファイルでダウンロードできます。

また、助成報告集そのものも販売しております。
今年度の報告集 vol.2(2005)<昨年実施された調査研究・研修など>は、A4判、86頁の冊子で、送料込み1,000円です。
申し込み方法も、上記のリンクからご覧下さい。メールでの注文も受け付けておりますので、ぜひご利用下さい。よろしくお願いいたします。

大盤振舞い 


今日は、一日、三里塚の芋掘り・バーベキューツアーに参加してきました。半分遊びの報告ですが(もちろん半分は大まじめです)、よろしければご覧下さい。

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週末のぼやきです。 


今日は久しぶりに自宅でゆっくりしておりました。
このところ週末に行事が多く、ずっと出歩いていたこともあり、天気の良い週末に、(混乱を極めていた)部屋の片付けなどができたのは、良い気分転換になりました。明日は、三里塚の芋掘り・バーベキュー大会で、さらにリフレッシュしてきます。

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NPOの事務局を仕事にしている以上、当然と言えば当然なのですが、とにかく「ロジ担」の仕事が多いなぁとしみじみ思ったりしています。
このところ、プライベートの方でも、やれ合宿だとか、(すでに)忘年会の手配だとかがまわってくるのですが、同時に二つも三つも抱えると、さすがにげんなりします。
(その気晴らしに、このコメントを書いている次第です。)

高木基金での当面の懸案は、公開プレゼンテーションの場所取りです。今年は、選考委員・理事の日程調整に、従来以上に難儀をしまして、メドがついたときには、6ヶ月前解禁の会場は間に合いませんでした。3ヶ月前解禁の某所を、今月、何とか確保せねばと、手帳に赤丸をつけている今日この頃です。

そのあたりを気にしつつも、同時に、助成募集の告知が、きちんと行き渡るように、マメに宣伝をしなければ、と自分に言い聞かせています。
昨年は、一昨年に比べて、応募が減ったのがショックでした。もちろん、数だけの問題ではなく、中身も問題なのですが、やはり事務局としては、数が少ないと宣伝不足だったのではないかと不安になってしまいます。

まだまだ5年目の助成基金ですから、「犬も歩けば棒に当たる」をモットーに動き回って、きっかけをつかんでいきたいと思っています。

ひどい話>絶滅危惧種は「誰かが持ち込んだ」?? 


一つの失言をことさらに取り上げるのもどうかとは思いますが、さすがにちょっとひどいと思いましたので、紹介します。
3日付、沖縄タイムスが報じた、沖縄県県土木建築部港湾課主幹の発言です。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200511031300_04.html
『 県改訂版レッドデータブックで、絶滅危惧種の貝類多数が泡瀬干潟に生息していると明記されたことについて、県土木建築部港湾課の主幹が二日、「どこかから取ってきたものを(泡瀬に)ポンと捨てた可能性がないとはいえない」と発言した。泡瀬海域での生息を示す多数の記述に対し、別の場所から人為的に持ち込まれた可能性を示唆。県自然保護課が作った公式資料の信頼性に疑問を呈した。』(ここまで沖縄タイムスからの引用)

泡瀬干潟は、沖縄県中部の中城(なかぐすく)湾に広がる265haの干潟です。周辺の広がる県内最大規模の藻場とともに、渡り鳥や、貝類などの底生生物の貴重な生息域として、保全が求められていますが、沖縄県がマリーナ・リゾート開発のために埋め立て工事を進めようとしているところです。

今回の港湾主幹の発言は、たまたま口が滑ったとか、今回思いついた、と言う性格のものではなく、これまでも開発事業のアセスの度に、研究者やコンサル会社から提出される希少生物の生息データを、「いるわけがない。何かのはずみで紛れ込んだのだろう。だからデータから削除しろ。」ともみ消してきた実績があることの証拠ではないでしょうか。
データを軽視すると言うことは、即ち、データを改ざんしても平気だということだと考えるのは、短絡的すぎるでしょうか。


NPOで食べていけるか? 


NPO等で社会的な活動をしながら、相応の収入を得て、生活を維持していきたい。その様に考える人は多いと思いますが、なかなか現実は厳しいです。

小生は、幸い、高木基金で、きちんとした給料をもらっていますし、前職のWWFなどは、年功も加味した立派な給与体系を維持していました。

WWFに在職した当時も、総務などを担当していた関係上、「自然保護活動を仕事にしたい。」という学生さんからの相談を受けたりすることがよくありましたし、現在、高木基金で仕事をする上では、市民科学研究をする人や、そのグループが、きちんと収入面で自立するためには、どうしたらよいのか、ということを常に考えています。

これは、半分以上、自分に対して言い聞かせていることなのですが、自然保護やNPOの活動などで食べていこうとすることは、音楽や芸術で生活しようとするのと同じだと思うのです。しっかり稼ぐだけの専門性や技術を身につけることが、まず大前提であり、その専門性や技術をきちんと「売る」ための工夫も必要だと思うのです。

それに関連して、気になるニュースがありました。11月1日付の読売新聞などで報道されていましたが、日本芸能実演家団体協議会(芸団協)による芸能実演家の生活実態調査で、特にアニメーターの労働条件が極めて過酷であることが浮き彫りになったということです。

このような組織があり、このような調査をしていること自体、このニュースではじめて知りましたが、とても重要なことだと思います。

芸術や芸能でもNPOなどの社会的な活動も、きちんとした処遇を受けられるような社会にしていきたいと思いますし、そのためには、国の制度も、社会のあり方も変えていかなければいけないですね。

日本の企業や行政機関においては、人件費を必要以上に切りつめながら、ハコモノには、無造作に金をつぎ込む傾向が強いと思いますし、それが社会的に、あまり問題にされていないことに、危機感を感じています。

NPOで働くことから、話がかなり大きくなってしまいましたが、やはりこれくらい掘り下げないと、解決の道は開けないのではないかと思っているところです。

芸団協の調査報告については、詳しい資料を取り寄せていますので、改めてコメントしたいと思っています。

認定NPO申請!! 


8月に発信した「高木基金だより」でお知らせした通り、高木基金では、認定NPO法人の申請を準備して参りましたが、10月25日に、正式に所轄の税務署に申請書類一式を提出しました。

昨日(11月1日)、税務署から(最初の)電話がありました。申請書類の数字に記載ミスがあるとのことでしたが、ごく単純なミスでしたので、早速、税務署に出向いて、書類の修正をしてきました。

ご承知の通り、認定NPO法人は、超難関でありまして、現在、承認されているのは、わずかに38団体です。

高木基金の申請が認められるかどうかは、最終的に国税庁の判断になりますので、予断を許しませんが、7月~9月にかけて、国税庁との事前の相談を行い、要件を満たしている(のではないか)とのことで、実際の申請に至ったわけですから、何とかうまくいって欲しいものです。

所轄税務署から、数字の修正を求められたと言うことも、裏を返せば、申請書状の形式的なチェックはクリアーして、他の点では問題がなかったということなのでしょう。

とはいえ、どうも許認可というのは、気持ちが落ち着きませんねぇ。
なにもやましいことはしていませんし、むしろ、公正かつ合理的、効率的な基金の運営を心がけているつもりなのですが。

どうなることやら。また進展がありましたら、この場で随時報告をさせていただきたいと思っています。

本格スタート!! 今年度の助成募集 

本日、11月1日から、今年度の国内調査研究助成の応募受付を開始しました。12月10日(土)が応募〆切です。まだまだ時間がありますので、じっくりと準備して、応募していただきたいと思います。


また、この情報の転送・転載を歓迎します。よろしくお願い致します。

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【転載歓迎】

 ■ 高木仁三郎市民科学基金 2005年度 助成募集のお知らせ ■

高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、生涯をかけて、原子力時代の
一日も早い終焉と「市民科学」に力を尽くした、故高木仁三郎の遺志に
基づき、「市民科学者」を志す市民やグループへの助成を行います。


● 助成の分類
           
1. 国内の個人・グループへの調査研究助成
  <募集総額 650万円 募集期間 2005/11/1(火)~12/10(土)>

2. 国内の個人への研修奨励
  <募集総額 150万円 応募は随時受け付けています(※)>
  
3.アジアの個人・グループへの調査研究助成
4.アジアの個人への研修奨励
  <3.4.合わせて募集総額 200万円 応募は随時受け付けています>


 ※ → わかりにくくて恐縮ですが、研修奨励については、12月10日
    以降も、引き続き応募を受け付けます。それまでの応募状況
    によっては、その時点までに、今年度の予算を使い果たして
    しまう可能性もありますが、その場合は、2006年度の4月以
    降に助成を決定することになります。

「市民科学者」とは、大学や研究所などに籍を置く、狭い意味の職業
研究者や、大学生・大学院生に限らず、広く一般の市民も含まれると
の考えに立ち、助成応募者に資格制限は設けていません。

「市民科学」は、現代の科学技術が、市民の生命や安全、地球環境を
脅かすに至っているとの危機感と、既存の科学者や研究者が、このよ
うな問題に正面から取り組んできたとは言えず、社会的な責任を十分
果たしていないという問題意識から出発しています。

さまざまな問題の現場から、問題意識を持つ市民が自ら学び、専門性
を高め、問題の所在を解明し、解決に向かって主体的に関与すること
で、未来を切り拓いていくことが重要と考えます。

「市民科学」の考え方や、これまでの助成先の研究成果などは、高木
基金の高木基金のホームページ http://www.takagifund.org に掲載
していますので、ぜひご覧下さい。

また、高木基金では、正式の応募の前に、電話やメールで、あるいは
事務局に直接おいでいただいての、応募案件についての「事前相談」
を受け付けています。

「このテーマで助成の対象となるか」「申込書にはどの程度の計画を
記載すればよいのか」など、応募に関するご質問全般にお答えしてお
りますので、お気軽に、高木基金事務局までお問い合わせ下さい。

みなさまから積極的な助成応募をお待ちしております。


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●応募申込み・問い合わせ先

    高木仁三郎市民科学基金 事務局 (菅波 完)
    
    〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4F
       TEL 070-5074-5985 FAX 03-3358-7064
       URL http://www.takagifund.org
      E-mail info@takagifund.org

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