上関 今後の闘い 


上関原発予定地で、中国電力による海域での詳細調査が強行されましたが、
これについて、長島の自然を守る会の高島さんからのメールを転載します。
高島さんからは、

「あの美しい海に台船が居座ったと思うと、悔しくて涙が出そうになりますが
 歯を食いしばって頑張ります。
 遠くない日に、笑い合えるために・・・」
 
とのコメントがありました。下記の情報は転送・転載歓迎とのことでした。

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発信 : "Midori Takashima"
宛先 : 日時 : Thu, 23 Jun 2005 22:20:35 +0900
題名 : 上関原発詳細調査速報と今後の闘いについて
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皆様へ

長島の自然を守る会の高島美登里です。

上関原発海域詳細調査は、地元祝島のまさに身体を張った闘いで、
3日間、開始を中止させることができました。
6月20日から3日間、山戸組合長、清水町議をはじめ、漁船40隻は夜を
徹して台船を取り囲み、突破しようとする中電側の船を阻止し続けました。
女性陣は陸からシュプレヒコールと、炊き出しで水上部隊を支えました。
また、地元・原水禁・市民ネット・守る会なども陸からの支援に集結しました。
22日には、台船ヘの乗船を強行した中電社員を阻止するため、山戸さんはじめ
数名が台船に乗り移り、調査を中止させ、監視員を残して引き上げさせることが
できました。
23日、再び作業開始を阻止するため、山戸さんや女性漁師さんは台船にロープ
で身体をくくりつけ、清水さんは、高さ15mのやぐらの天辺によじ登り、抵抗。
中電は23日の作業中止を宣言し、双方、現場から引き上げました。
その後、祝島は対策を協議し、島民も心身の限界に来ているとして
明日の抗議行動はしない方針を決定されたそうです。

先ほど、山戸さんとお話しましたが、今後もさまざまな抵抗戦術を組まれるとの
ことでした。

私たちも、
(1)6月20日に、県への調査中止指示を要請する申し入れ
(2)3日間、微力ながら、陸上から、支援のエールを送る
闘いに参加しました。
特に、県への申し入れでは、希少生物に対する中電のアセス不備を追及すると
担当者が泣きそうな顔で、鸚鵡返しの返答を繰り返す場面が続き、県の矛盾が明ら
かになると共に、上部からかなりの圧力がかかっている様子が見て取れました。

今後の闘いについて、お願いです。
1.祝島漁協へ
  多数の方から、支援カンパの申し出がありました。
  山戸さんに意向をお尋ねしたところ、有難く頂きたいとのことでした。
  闘いに参加する組合員の油代に使いたいとのことです。

  *振込先:上関原発を建てさせない祝島島民の会 
       郵便振替01390-4-67782 
   祝島漁協  山口県熊毛郡上関町祝島
   TEL0820-66-2121 FAX0820-66-2138

2.長島の自然を守る会から
(1)長島フィ―ルドガイドの普及
 現地の生態系の素晴らしさを幅広く訴えることで、より世論を盛り上げたいと
 考えています。
 1部 100円です。是非、購入し、ご活用をお願いします。

(2)現地視察の受け入れ
 残念ながら、中電は明日から海域詳細調査に着手すると思われます。
 しかし、海域は陸域と違い、我々が近くで視察することができます。
 中電への牽制の意味も含め、現地視察にお出で頂ければ有難いです。
 その際は、船の手配などありますので、できるだけ早めにお申込み下さい。

(3)生態系調査の継続
 私達守る会の使命は、調査・記録し続けることにあると考えています。
 詳細調査の影響も含め、科学的な調査結果を元に、中電を追及し続けねばなりません。
 早速、6月26日は、以下の教室を開催します。
 参加頂ける方は、至急、ご連絡を!!

 きのこの季節は秋と思いがちですが、夏は秋に次いできのこが多く発生する時期です。 
 きのこの生態に詳しい山田詳生さんに、きのこの奥深い世界を案内していただきます。
 お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

日 時 2005年6月26日(日) 9:30~11:30 

上関町公民館にて講義

田ノ浦「つどいの場」へ移動し、昼食

13:30~15:30 田ノ浦にてきのこ観察会(小雨決行)

〔持参する物〕

昼食・飲み物・帽子・軍手・タオルなど。山歩きに適した服装・長靴(マムシ対策)。

きのこ採取の道具(根堀、紙袋、かご)あれば、きのこ図鑑。

〔参加費〕

資料代500円。「つどいの場」使用料として200円徴収させていただきます。

★申し込み先★ 申込み締め切りは6月25日(木)

高島美登里;090(9464)6353

E-mail midori.t@crocus.ocn.ne.jp

上関 徹夜の抵抗 


上関で、中国電力による海域詳細調査への抵抗が続いています。
祝島漁協組合長が、中国電力側の台船に乗り込み、徹夜で抵抗を続けたとのことです。

高木基金は、長島の自然を守る会の調査研究に助成をしていますが、調査研究の成果を、現実の政策にきちんと反映させるには、この様な体を張った抵抗活動も避けられません。

そうしなければ、どのような科学的な調査も、力で踏みにじられてしまうと言うことを痛切に感じます。

激励は、祝島漁協のサイトに
http://www5d.biglobe.ne.jp/~jf-iwai/
http://6609.teacup.com/jfiwai/bbs (掲示板)

抗議は、中国電力のサイトに
https://www.energia.co.jp/post/index.html

TBSテレビのサイトで動画が見られます。
http://news.tbs.co.jp/part_news/part_news3056216.html
(なくならないうちにご覧下さい)

上関 続報 


昨日、上関原発予定地周辺での詳細調査の動きを書きましたが、トラックバックを張ってくださったこちらのサイトで、より詳しい状況がわかります。
http://blog.livedoor.jp/devlin/archives/26002737.html
ぜひごらんください。


「調査」の名を借りた環境破壊:上関 


中国電力が上関原発予定地での「詳細調査」を強行しようとしています。
陸上部分では、すでに4月から開始されましたが、海上部分での調査が、6/21に強行されようとしていました。
現地の状況が確認できていませんが、ニュースなどによると、今日のところは、祝島漁協などの抗議活動により、「詳細調査」の開始は食い止められた模様です。

この「詳細調査」自体、原発予定地周辺の120カ所でボーリング調査などを行うもので、その調査自体により、陸上の植生や海域の環境へ、悪影響を与えることが、懸念されています。
調査と称して、工事に着手すること自体が、原発建設の既成事実を積み重ねる狙いであることは、これまでの様々な開発計画などの歴史を見ても明かです。

今回も、推進派漁協の船が、調査の「警戒船」として護衛役を務めるなど、地元の対立をあえて先鋭化させるようなかたちで、事業が推し進められようとしています。

瀬戸内海の原風景とも言われる上関周辺の豊かな自然環境が、原発建設のために、切り崩されようとしていることに、怒りを覚えます。

成果発表会(その2) 


6/12の成果発表会から、すでに一週間がたってしまいましたが、事務局としても大きな活動の節目でしたし、印象に残ったことも多々ありましたので、あらためてコメントしておきたいと思います。

行儀良く言えば、今回の成果発表会を機に、高木基金の理解者を拡大することと、助成先同士の交流を活発化させることという、二つの面で、手応えを感じることができました。

率直に言えば、とにかく、終了後の懇親会が盛り上がって楽しかったのです。
それを思うと、成果発表会自体が、もっとにぎやか(?)な感じでも良かったのではないか、と言う気がします。




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成果発表会を終えて 


6/12(日)、市民科学成果発表会が無事終了しました!

当日は、朝9時30分から、夕方の6時まで、休憩をはさみながらのマラソン発表会でしたが、全体で90名の参加で、活発な意見交換が行われました。

この発表会は、高木基金の第三回助成を受けた15人(グループ)の内、海外留学中の松野さんを除く14人(グループ)の方に発表をしていただきました。

過去の発表会では、内橋克人さん(2003年)、宇井純さん(2004年)に記念講演をお願いし、その後に助成研究の発表をするかたちにしていましたが、今回は、多くの助成先に発表をしていただくことを優先し、記念講演を組み込みませんでした。
その点では、聞きに来てくださる方の人数が心配だったのですが、
90名という参加人数は、この様な硬派な(?)企画としては、まずまずではないかと思っています。

また、当日は、多数の方からのご寄付をいただき、ありがとうございました。
終了後の交流会の残金もあわせて寄付が73,000円、参加費等の収入が56,000円となり、収入面でも実りの多い成果発表会となりました。

発表者のみなさま、参加者のみなさま、選考委員のみなさま、スタッフで協力してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

報告すべきことは他にもいろいろあるのですが、それは別に書くことにして、まずは、報告とお礼でした。