助成報告集のダウンロード 

いよいよ大晦日ですね。

今年10月に発行した「高木基金助成報告集vol.1(2004)」のデータをPDFファイルで高木基金のHPにアップしました。

長らく小生の宿題となっていたものですが、年内に出来上がってホッとしています。

見やすいものになるように、工夫したつもりですが、いかがでしょうか。たくさんのみなさんに読んで頂き、レポートの成果が活用されることを期待しております。

仕事納め 

一応、本日で仕事納めとしましたが、未解決の宿題が結構残っておりまして、何ともけじめの付かない年末になりそうです。

それにしても、みなさまからは多額のご支援を頂き、本当にありがとうございます。
もうまもなく、今年度の会費・寄付の金額が600万円に到達しそうです。
あと一日か二日で「いきそう」な状況ですから、本当は明日も明後日も事務所に出て、郵便局からの振込通知を待っていたい気分です。

本当にそれをしていたら、きりがありませんので、大晦日に自宅の片づけが一段落したら、事務所のポストを覗いてみることにしたいと思っています。

ここまでお読み頂いてわかるとおり、収入・支出の状況については、ほぼリアルタイムで会計処理をして、予算との進捗状況などを睨んでいます。
事実上、一人で助成応募の受付や選考の準備から資金調達、事務管理までこなしておりますが、収入に関する日常的な事務管理は、NPO業界(?)の中でも相当手際の良い方ではないかと自負しております。

高木基金という野心的な取り組みが財政的に確立するかどうかは、まさに社会的な実験であり、現時点では昨年よりも10%以上収入が伸びておりますが、それでも単年度黒字には、まだまだ届きません。
仁三郎さんの遺産と、設立当初からのみなさまのご支援があればこそ、今すぐにお金が無くなるような状況ではありませんが、この一年くらいで、何とか基盤を固めていきたいと覚悟を決めているところです。

妙案はありませんが、地道に頑張ります。
「犬も歩けば棒に当たる」と言いますから、前向きに、できることを何でもやっていこうと考えています。

ウラン試験に抗議する! 

本日(2004/12/21)、青森県の六ヶ所再処理工場で、ウラン試験が
開始されようとしています。

核燃料サイクル政策・六ヶ所再処理工場計画は、技術的にも、財
政的も破綻していることは明かです。

これについて、原子力資料情報室が緊急の抗議声明を出していま
すので、これを全面的に支持し、事業者側に厳重に抗議する立場
で、この声明を転載します。

以下、原子力資料情報室の声明です。
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日本原燃、電気事業連合会、原子力委員会、経済産業省の
六ヶ所再処理工場ウラン試験強行に抗議する

2004年12月20日
原子力資料情報室

 日本原燃が六ヶ所再処理工場のウラン試験のための、劣化ウラン、
模擬燃料集合体の輸送を開始した。試験は、12月21日開始と伝えら
れている。私たち原子力資料情報室は、工場稼働のためのウラン試
験開始に、厳重に抗議する。

 使用済み燃料からプルトニウムを分離することが、再処理工場の
目的である。しかし日本の電力会社は、今日すでに利用計画を示せ
ないほどの大量のプルトニウム在庫を抱え、その量は約40トンに達
している。これほど大量の余剰プルトニウムを抱えながら、なぜ六
ヶ所再処理工場を稼働させなければならないのか。

 六ヶ所再処理工場とMOX工場だけで約12兆円、さらに輸送費等付
随する費用が見込まれる。工場の計画公表そして着工時(1991年)
でさえ、これらの費用は一貫して秘密とされてきた。しかもこの数
字は、稼働率100%、工場の事故・トラブルなどは全く想定してい
ない。工場が運転を開始すれば、膨大な費用負担が発生することは
誰の目にも明らかである。これだけの大事業のコストを、なぜ国民
に知らせないまま進めててきたのか、そして「原子力発電は安い」
のなら、なぜこの六ヶ所工場の膨大な費用負担を国民に転嫁しよう
とするのか。

 JCO臨界事故(死亡2名)、美浜3号機配管破裂事故(死亡5名)、
東海再処理工場アスファルト固化施設火災爆発事故、高速増殖炉も
んじゅの技術開発の挫折等、数え切れないほどの大事故、連発する
トラブルがある。青森県の調査(2004)でも、原子力施設の安全性
に不安を感じている人は、県民の8割以上に達している。六ヶ所再
処理工場で、使用済み核燃料貯蔵プールの不正溶接問題を始めとし
て、多くの技術的問題やトラブルが明らかになっているからである。
「安全第一」という国や事業者の対応が、安全を確保する姿勢では
なく、再処理工場の稼働を急ぐためのものであることを、多くの人々
が見抜いているからである。なぜ、この不安に誠実に対応しないの
か。

 多くの市民がもっているこれらの根本的な疑問に対し、日本原燃、
電気事業連合会、原子力委員会、経済産業省、日本政府、すべての
責任者たちが、何も答えないまま、六ヶ所計画を強行しようとして
いる。六ヶ所工場を稼働させ、さらに使用済み燃料は中間貯蔵する
が、その先は何も分からないという、このような無責任な政策は、
使用済み燃料対策、廃棄物対策をただ先送りし、問題を混乱させる
ものであり、国民の誰にも支持されないものだ。私たち原子力資料
情報室は、日本原燃、電気事業連合会、原子力委員会、経済産業省
が、核燃料サイクル政策の破綻を認め、六ヶ所再処理工場計画を放
棄することを、改めて強く求める。

フリマに参加して 

大変ささやかな活動ではありますが、助成金の資金稼ぎの一環として、12月19日(日)に新宿中央公園で開催されたフリーマーケットに参加してきました。

今回は事務局の身の回りで不要品などを集めて出店しました。(大半が菅波の家の子供のオモチャ・雑貨)
午前中は、12月とは思えない穏やかな天気でしたが、午後からは日が陰って、風が急に冷たくなってきたので、早めに切り上げました。

売上げは7,980円で、出展料などを差し引いた5,180円が高木基金の収益となりました。

助っ人で駆けつけてくれた学生さん3名にはお昼代もお渡しできませんでしたが、ご協力頂きありがとうございました。

このような活動も、時々やっていきながら、資金稼ぎに努めていきたいと考えております。
(みなさん、何か良いアイデアがあったら教えて下さい!)

今回の応募状況 

12月10日を〆切としていた今回の募集の応募状況をお知らせします。
・国内枠の調査研究助成 35件 応募総額 3,893万円
・国内枠の研修奨励    3件 応募総額 300万円
・アジア枠の調査研究助成 2件 応募総額 195万円

過去3年に比べると応募件数は、やや少なめでした。
事前のHPへのアクセス件数からすると、もう少し多いのではないかと思っていましたが、募集要項を詳しく読んでから、断念(?)した方も多いと言うことなのでしょうか、そもそもアクセス件数自体の読み方の難しさなのかもしれません。

助成の予算(全体で1,000万円)に比べれば5倍もの応募を頂いているわけですから、「少ない」というのも変な話ですし、問題は応募の中身です。

これから書類選考を行い、来年2月27日(日)の公開プレゼンテーションが最終選考というかたちになります。
事務局としても、これからじっくりと応募書類を読ませて頂きます。

助成応募の〆切日です。 

本日、12月10日は、今年度の助成募集の〆切でした。

応募される方にとっては、当然ながら大きな節目だったと思います。
書類を郵便局に持ち込んで、ホッとしたばかりの方もいるかもしれません。(ご苦労様でした!)

一方、選考という面では、これから本格的に動き出す、スタートラインの日でもあります。

それともまた別の、事務局の立場としては、今日はある意味で「成果」が明らかになる日という独特の緊張感があります。

事務局としては、助成募集を開始してから、様々な場で応募を呼びかけてきたわけですが、良い案件がたくさん寄せられるかどうかが、この間のとりくみの「成果」なのです。

小生が、事務局を引き受けてから、3回目の助成募集ですから、過去2年に比べて、質・量ともに充実したものになって欲しいと願っておりました。

今日の〆切は、「当日消印有効」ということなので、申込書類が全部届いて、最終的な「成果」が明らかになるのは、月曜日ごろの見込みです。

ホームページへのアクセス件数からすると、例年より、応募が多いのではないかと睨んでいるのですが、最終的にはフタを開けてみるまでわかりません。

(不思議なことを言っているように聞こえるかもしれませんが、本当にハラハラ、ドキドキしているのです。)

安全地帯という幻想 

数日前、風の強い、天気の良い昼下がりのこと、事務所の窓から何気なく見た青空に、強い風を物ともせず、小さな黒い影が、スッと浮かび上がるように動いた(ように見えた)。

反射的に、「凧だ。誰かがこんな平日の昼間から凧を揚げている!」と思った。「クソー、絶好のコンディションじゃないか。俺も凧揚げしたい!」
一瞬の間ではあったが、そんなのんきなことを考えつつ、その小さな黒い影をよく見ると、何のことはない、自衛隊のヘリコプターだった。強風を物ともしないのも当たり前だ。

事務所のある四谷から、自衛隊の市ヶ谷駐屯地は目と鼻の先で、確かに、よくへりが上空を行き来していたっけ。
一瞬で、盛り上がった気持ちが冷め切った。


12月9日、「政府」は、イラクへの自衛隊派遣を一年延長することを決定した。これに先立って、国会が十分な論議もせず、閉会してしまったことには本当に驚いた。
自分自身、日常の動きの中に埋没して、いま何をすべきか、身構えることすらできなかったことが悔しい。

白状すると、自分自身の心の中にも、「もしかしたら、何事もないまま一年が過ぎ、何となく自衛隊が帰ってくるような甘い期待」がどこかにある。そのような錯覚を抱いている人は、少なくないのではないか。本当は、そう言う問題ではないはずだ。むしろ、その錯覚こそが大問題なのだ。


今年10月、香田さんがイラクで拘束されたとき、マスコミ等を含め、香田さんの行動が不用意で無防備だったとして、「真面目な気持ちであることはわかるが、安全なところで、テレビでも見ていれば良かったのに」という論調が幅をきかせているように感じた。

このような菅波のとらえ方自体が屈折していると言われるかもしれないが、「安全なところ」が存在し、「そこに身を置いていればよい」というような論調に、菅波は強烈な違和感を感じた。

日本は、自衛隊をイラクに派遣し、アメリカを中心とした一方的な占領統治と武力介入に積極的に荷担している。そのことを棚に上げて、「安全なところに身を置いておけば良い」というのは、許されないことだと私は思う。

おそらく香田さんを突き動かした想いも、これに通じるところがあるのだと思う。
確かに、香田さんがもっと用心深く行動したら、結果は違うかたちになっただろう。
しかし、香田さんが、あのようなかたちで、イラクに足を踏み入れたことによって、日本という国が、この問題の中で、どのような位置にいるのか、その距離感がはっきりしたのではないか。

私は、香田さんは自分たちの身代わりになってくれたように想えてならない。(甚だ不遜な言い方かもしれないが)
逆に言えば、香田さんの死に直面した私たちは、せめて自分たちが問題のどこにいるのか、ということを真剣に考え直すべきだと思う。

上関原発関連 つづき 

長島の自然を守る会からの続報を転載します。(菅波)

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皆様へ

長島の自然を守る会の高島です。
署名や県・中電への抗議、励ましのお電話など
ご支援を本当にありがとうございます。
上関原発最新情報をお知らせします。
①詳細調査反対署名の県への提出日(12月20日)が
 決まりました!
 お手元の署名を12月18日までにお届け下さると
 有難いです。
 中国電力への提出は年明けになる予定です。
*日 時;12月20日(月)12:30~13:30
*場 所;県庁8F 商工労働部1号会議室
*その他;当日は、申し入れのあと、地裁岩国支部で15:00から
林宮司の地位保全仮処分申し立ての審尋があります。

②12・1中国電力申し入れ結果
*対 応;CSR推進室
*内 容;
1.詳細調査は環境に与える影響は少ないと認識している。
2.申請日時・内容について、公表するかどうかは返答できない。
3.希少生物のモニタリングを必要に応じて行う。
4.新たな希少生物が確認された場合は専門家と保護対策につき
 協議する。
5.専門家の氏名はプライバシーもあり(!)公表しない。
との回答に終始しました。
私たちは
1.生態系全体の把握なくして希少生物の保護は出来ない。
2.環境影響評価時と現在で既に生態系に変化がある。
3.専門家氏名は公表すべきで、公表出来ないなら
  専門家とはいえない。
4.調査の具体的内容を明らかにすること。
を要望しました。

③12・19上関原発訴訟学習会
*日時&内容 
12月19日(日)
 15:25~16:35 共有地訴訟(中光弁護士)
16:40~17:50 神社地・宮司解任(長谷川弁護士)
18:00~19:10 漁業補償(本田・足立弁護士)
*場 所;自治労会館 3F 大会議室
     山口市元町3-49 ℡083(922)7592


高島美登里(長島の自然を守る会代表)

早速アクセスありがとうございます! 

先日、高木基金からのお知らせメールなどで、ネットでの書籍購入で高木基金に収益還元があることをお知らせしましたら、その後、4日で、15件ほどのアクセスがありました。
早速アクセスして下さった方、ありがとうございました。
まだ、実際の注文実績は無いようですが、無理に買って頂く物ではないので、今後を楽しみにしております。

ネットで書籍を注文すると高木基金へのカンパになる話 

インターネットで書籍などを注文する方が増えてきましたが、
アマゾンをお使いの方は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?tag=takagifund-22

bk1をお使いの方は、
http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi?aid=p-TJ-Fund61725
のアドレスからアクセスして頂きますと、その注文が、高木
基金からの紹介というかたちで集計され、購入代金の約3%が
高木基金に還元されるようになりました。

無闇に買い物をして下さいとお願いするものではありませんが
ネットでの書籍購入をしておられた方は、このアドレスをブッ
クマークに登録して頂ければ、今後も自動的にカウントされま
すので、ぜひご協力下さい。

例えば、月に1万円購入の場合、年間約3千円の還元となり
賛助会員の会費相当のご支援になります。

また、以前から書き損じハガキ・金券などでのご寄付をお願い
してきましたが、時節柄、この手のモノが発生しやすい時期で
すので、よろしければ、後日まとめて事務局にお送り頂ければ
幸いです。

よろしくお願いいたします。

今年度の応募〆切迫る!12月10日消印有効です! 

今年度の助成募集の〆切まであと一週間です。
今週の金曜日、12月10日の消印有効ですので
応募を予定のみなさま、遅れることのないように
ご準備下さい。

既に事務局には、応募の書類が届きはじめており
ます。

多数の応募をお待ちしております。

11月末までに昨年12月末を上回りました。 

今年度もみなさまから、多額の会費・ご寄付をお寄せ頂き、本当にありがとうございます。

おかげさまで、11月末までの収入が540万円を越え、昨年12月末までの収入を、一ヶ月早く上回りました!

年間の予算は、昨年度の実績より、100万円以上高く設定しておりますので、楽観はできませんが、予算達成も十分可能な状況であることは間違いありません。

この背景には、今年度は、100万円という大口のご寄付を2件頂いたことが大きく貢献しております。(昨年度も1件、100万円のご寄付を頂いておりました。)

一方で、会費・ご寄付などの支援をして下さった方の人数を見ると、今年度が約390名ですが、昨年度の同期間が約470名ですから、実は、支援者の人数は減っている(!?)状況で、心配性の事務局としては、こちらの方に気をもんでいる次第です。

事務局としても、新たな会員の方を獲得すべく、宣伝の場がないかといろいろと探し回っておりますが、みなさまには、今年も引き続きご支援を頂きたく、どうぞよろしくお願いいたします。